スマートフォンの「遠隔監視アプリ」を悪用して、女性の行動を盗み見たとして飲食店員の男が逮捕された。女性のスマホに勝手にアプリをインストールし、盗撮・盗聴を行っていたようだ。(ITジャーナリスト・三上洋) 機種変更後の古いスマホにアプリを設定 報道によると、飲食店員の男(42)は、勤務先でアルバイトをしていた大学生の女性(20)のスマートフォンに、遠隔操作で動画を撮影したり送信したりできるアプリを入れて行動を監視したなどの容疑で6月8日、愛知県警に逮捕された。不正指令電磁的記録供用(いわゆるウイルス供用)とストーカー規制法違反の疑いだ。 勤務先の更衣室で女性宅の鍵を盗み、3月上旬、女性宅に侵入。その際に女性が使っていなかった古いスマホを盗んだようだ。そのスマホに遠隔監視アプリを入れて、5月に再び女性宅に忍び込み、スマホを設置。5日間にわたり、動画で女性を監視したという。 本件については、男は