中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「最近の若いやつは・・・・ケシカラン」 「近頃の若いものときたら・・・・ケシカラン」 日本全国5万4000箇所?で繰り返されている言葉です。 先だって、ある外国人の先生と話していたら、英語では「Kids these days(最近の若いやつは・・・)」というそうです。日本全国どころか、世界どこでもなんだねぇ(笑) おそらく有史以来、人は、土器やヤジリを暗い洞穴でつくりながら、この言葉を繰り返してきたんでしょう。 最近の若いやつは・・・ケシカラン ▼ ところで「最近の若いやつは・・・」という言葉について考えるとき、ふと、疑問に思うのは、人は、まずこの言葉を何歳くらいから使うのか、ということです。20代? それとも30