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  • 「週刊ファイト」休刊の真相 - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    かつて「週刊ファイト」というプロレス紙が存在した。プロレス情報以外にもボクシングやお色気なども扱う旬刊紙として1967年に出発し(のちに週刊化)、初代編集長である井上義啓(故人)によってその性格を決定付けられたのである。井上がアントニオ猪木に傾倒したために、扱う記事の大部分が新日プロレス絡みのものとなった。また大阪に編集部があるという不利な立地条件のためにゲリラ戦法を余儀なくされた。まともに試合レポートを載せていたのでは、在京出版社の「週刊プロレス」「週刊ゴング(休刊)」といった競合誌、スポーツ各紙には勝てないのである。そのため他誌がやらないすっぱ抜きのスクープに活路を見出し、団体関係者には怖れられる存在に変わっていった。 プロレス関係の各紙誌がスクープを重視しない理由は、プロレス団体と記者たちの間に運命共同体を結成しているといってもいいほどの暗黙の了解があり、団体にとって都合の悪い真実

    「週刊ファイト」休刊の真相 - 杉江松恋|WEB本の雑誌
  • 作家の読書道:第52回 町田 康

    『天才バカボン (1)』 赤塚 不二夫(著) 竹書房 591円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com 『あしたのジョー (1)』 高森 朝雄, ちば てつや(著) 講談社漫画文庫 693円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com 『わるいやつら〈上〉』 松 清張(著) 新潮社 700円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com ――文章や言葉に触れた最初の記憶は、いつ頃ですか? 町田康(以下 町田): : そうですね…。小学校低学年ぐらいの時は、漫画を読んでいましたね。『少年マガジン』、『少年サンデー』…。断片的にしか覚えていませんが、『あしたのジョー』や『天才バカボン』という時代だったと思います。毎週は買っていなかったと思っていたんですけれど、後日大人になってから『あしたのジョー』を読

    dragon-boss
    dragon-boss 2010/03/07
    《小説が文字を使って書かれている以上、読んで別の時間に逃避しても、文字の力によってどうしてももう一回現実の時間に押し流されてしまうところがある。自分が変わるということは、そういうことなんだと思う》
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