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ブックマーク / premium.nikkeibp.co.jp (4)

  • bpspecial ITマネジメント

    高度成長のころのように、市場が右肩上がりで成長し、業績も上向きの時代には、サラリーマン社会の至る所にこのような豪の者が棲息していた(らしい)。しかし、成長が止まった市場の順に、こうした豪快な社員は姿を消していく。 都市銀行に勤める友人に聞いた話だが、以前は「向こう傷は問わない」と言ってくれる人が都市銀行のトップいた時代もあったのだが、最近ではどの都銀でも向こう傷がついた順番にマイナス人事が行われるらしい。特に、SOX法に向けて内部統制が厳しくなる環境下では、この流れは当分、元には戻らないことになる。 会社の中の壊れ窓は、社風の自由度を実感する尺度でもある。若い社員が周囲を見回して、あまりに窓が割れていなければ「冒険をしてはいけないんだな」と気持ちを引き締めるだろうし、逆に武勇伝がもてはやされる会社だと思えば「ようし、俺も何か一泡ふかせてやるぞ」と意気込むだろう。 ジンバルドの匿名状態の無責

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    足りない“T”とは何か? ズバリ「Tolerance」、つまり寛容性の“T”である。 「出る杭は打たれる」ということわざがあるように、日社会というものは元来、あまり寛容な風土を持つ社会ではない。何か変わり者がいると、いわゆる「村八分」にされたり、のけ者にされたりする。変ったことをする人は、すぐ「変人」と見られて、相手にされない。 創造的な人材というのは、ある意味で突拍子もないことを考える人であり、周囲に寛容性が足りなければ活躍するのは難しい。ちょっと考えてみればすぐに分かる。 例えば、「夜遅くまで飲んだ次の日は、午前中は寝ていた方が結局は生産性がいい」ことをある若手社員が発見したとしよう。午前中寝ているのはさすがにマズイので、その社員は11時くらいにそおっと職場にやってくるのだが、たいていは上司にすぐに見つかって、ひとしきり注意されるだろう。たとえ業務が押せ押せになっていて深夜残業が連日

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    ●人事制度改革および役員制度改革に関するコンサルティングを数多く手がけるトーマツ コンサルティングのヒューマンキャピタル ディレクター寺崎文勝氏は、同氏が執筆した『ニート世代の人事マネジメント』(中央経済社)の中で、「現在、日で大きな社会問題となっている“ニート”(働いておらず、学校にも通っていない、職業訓練も受けていない若者)は、“個の問題”として扱われがちだが、“経営上の課題”としても捉えることができる」と述べている。今、職場で働いている若者の中にも“隠れニート”が潜んでいる可能性があり、「それはすなわち企業経営の問題に他ならない」というのだ。 ●若手社員の隠れニート化はなぜ起こるのか。また、若手社員を隠れニート化させないための人材マネジメントとはどういったものか。さらに、そのために企業が果たすべき社会的責任とはどういったものか。寺崎氏に話を聞いた。 寺崎 文勝(てらさき・ふみかつ

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    新連載のコラム「ビジネスを考える目」は、コンサルタントの鈴木 貴博氏(百年コンサルティング 代表取締役)。鈴木氏が、日常生活 や仕事の場面で気づいたちょっとした「ビジネスのヒント」を毎週紹 介してもらう。携帯電話からユニクロまで、「消費者」と「ビジネス」 のちょうど中間に立った視点で、日のビジネスをじっと見つめて、 考えるコラム。 「プアジャッジは悪いこと」という新常識 読者の皆さんに対して古い話で恐縮だが、実は、僕は以前アメリカに住んでいたときに運転免許をとろうとして路上試験で不合格になったことがある。 路上試験は日と同じ減点制で、ついスピードを出しすぎたり、左折の際(アメリカは走行車線が日と違って左右逆なので、日でいえば右折に相当する)に車線をちょっとはみ出したりということで減点がたまっていったのだが、それでもそのまま免許試験場に無事戻れれば、ぎりぎり合格できたはずだった。

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