ネットレイティングスが1月27日に発表した、インターネット利用動向調査「NetView」の2009年12月データによれば、韓国の検索サイト「NAVER」が日本で訪問者数を伸ばしているという。 NAVERの日本版サイトの月間訪問者数は134万人に達し、2009年7月のサービス開始以来、順調に増加している。なかでも、特定のテーマに沿ったリンクや画像、動画などをユーザー同士で集約して“まとめページ”を作る「NAVERまとめ」という機能が人気を集め、NAVER全体の訪問者数をけん引しているという。
Microsoftは米国時間5月28日、「Bing」を発表した。これは、「Live Search」に替える目的でリブランドおよび再構築した検索エンジンであり、これまでは「Kumo」という開発コード名だった。BingはLive Searchに比べて確かに改善されており、いくつかの重要な分野でGoogleよりも優れている。検索事業におけるMicrosoftのシェア獲得を後押しするだろう。Bingは驚くほどにGoogleに対し競争力を持っている。 Bingの検索結果は、6月1日から一部ユーザーにLive Searchで表示されるようになる。3日には、BingがMicrosoftの検索における新しいデフォルトになるという(編集部注:本稿執筆時点。Bingは米国時間6月1日、既に利用可能となっている)。われわれはこのサービスをその前に利用することができた。Bingを実際に使ってみた様子をお伝えする。
Microsoftは過去2カ月にわたり、「Kumo」という開発コード名を付けた新たな検索技術の社内テストを実施してきた。だが現在、「Live Search」のアップデートの一環となるデザイン変更の一部で、限定的な公開テストが行われている。 非公式のMicrosoftエバンジェリストを名乗るRyan Rea氏は米国時間5月15日、Live Searchの検索結果ページが従来のデザインではなく、Kumoのスクリーンショットによく似たデザインで表示されたと語った。特に注目すべきは、Kumoの主な特徴である左側のナビゲーション枠だ。 Rea氏によると、「Windows 7」リリース候補版(RC)の「Internet Explorer(IE)8」でLive Searchを使用したところ、これまでとは違うデザインの検索結果ページが表示され始めたという。 筆者がRea氏と同じ条件で試したところ、従来の検
前の記事 いま好調な自動車市場は:ルーマニアと中国の例を見る 「スパコンが可能にした研究成果」を画像で紹介 次の記事 天才が作った新検索エンジン『Wolfram|Alpha』と、Googleへの影響 2009年5月11日 Ryan Singel 5月18日に一般公開される予定の新興検索エンジン『Wolfram|Alpha』が話題を集めている。 聞いたこともない、という人のために説明すると、Wolfram Alphaとは、たとえば「ヨーロッパのインターネット利用者」などといった検索クエリが求める内容を理解し、非常に適切な結果を返すという「コンピューター的な知識検索エンジン」だ。このマジカルな技術は、インデックスに、混乱したウェブページではなく構造化されたデータセットを使うことで実現されている。 同サービスのデモ[ハーバード大学バークマンセンターでの講演。動画は以下]は、最初は懐疑的だったDa
検索結果をカスタマイズする「Google サーチウィキ」日本で開始 グーグルが検索結果をカスタマイズできるパーソナライズ検索「サーチウィキ」(SearchWiki)を日本で提供開始。検索結果の順位を変更したり、特定ページを除外できる。サーチウィキの変更は当本人の検索のみに影響。 公開日時:2009年05月07日 11:13 Googleは2009年5月5日頃から、中国と日本で検索結果をカスタマイズできる「SearchWiki」(サーチウィキ)の提供を開始した模様だ。サーチウィキは2008年11月に米国でリリースされている。サーチウィキの利用にはGoogleアカウント(無料)が必要。 サーチウィキとは、ユーザがGoogleの検索結果を自由にカスタマイズできる機能。たとえばウェブページの表示順位(ランキング)を変更したり、任意のページを追加・削除したり、また検索結果ページにコメントを残すことが
Wolfram Researchの創設者Stephen Wolfram氏は米国時間4月28日、同社から公開が予定されているオンラインの「コンピューテーショナルナレッジエンジン」を初めて公式に発表したが、くしくもその日、検索大手のGoogleも非常によく似た独自のサービスをローンチした。 Wolfram|Alphaエンジンは、制御および吟味されたデータソースからの情報(ウェブ上に存在しないものも多数ある)を処理し、利用者がより深くテーマを掘り下げられるような方法で結果を提供するウェブサービスだ。グラフィック計算機と膨大な科学データを組み合わせたようなものであり、人間の言葉で投稿された質問を解釈するシステムになっている。 Wolfram氏は4月28日にハーバード大学のBerkman Center for Internet & Societyで「専門家との対話に似ている。利用者の質問を理解し、計
“Twitter Tsunami”。今年に入って、Twitterのトラフィックが再爆発している。 開催中のSXSW(MUSIC AND MEDIA CONFERENCE、FILM CONFERENCE AND FESTIVAL、INTERACTIVE FESTIVAL )でも、参加者にとってTwitterが必須のツールとなっている。会場では携帯電話や電子メールよりも欠かない存在になっているみたいだ。開催期間中(March 13-22)だと、Twitter検索(("#sxsw") tag)などでその様子がリアルタイムに覗ける。 実はTwitterが突然知れ渡るようになったのは、2年前のSXSWであった。SXSW Web Awardを受賞したTwitterに、瞬く間に会場の参加者がハマっていったのである。そして、Robert Scoble やJason Calacanis などのカリスマブロガ
canonical(カノニカル)タグは、<link rel="canonical" href="○○">のように使われます。そもそもcanonical属性とは検索エンジンに対してどんな意味を持ったタグなのでしょうか? 基本情報からSEOで活用すべきシーンなどを事例で紹介します。 ヤフー、グーグル、そしてMSN Live Search(マイクロソフト)は、新しい「URL正規化タグ」をサポートすると発表した。 このタグを使えば、ウェブマスターやサイトオーナーが検索エンジンのインデックス内での重複コンテンツ問題を解消できる(ただし、自サイト内の問題のせいで生じる重複インデックスのみ)。 僕が思うに、これはSEOのベストプラクティスにとって、サイトマップの登場以来最大の変化だと思う。SEOmozでは最新ニュースを届けることより戦略について論じることに重点を置いているから、このブログで検索エンジン関
一見すると、どんなWebサイトにとってもすばらしい強化になるように思われる。しかし、サイトマップの作成に飛びつく前に、認識しておくべき利点と欠点がいくつかある。 XMLサイトマップを使う利点検索エンジンに追加情報を渡せるという点に関して、まず利点を挙げる。 サイトマップにはサイト内のすべてのURLを掲載できる 一部のページは、サイトマップに含めなければ検索エンジンからインデックス化されない場合もあり得る。 検索エンジンに優先順位の情報を提供できる サイトマップには、ページに優先順位をつけるオプションのタグがある。これは、サイト上の他のページに比べてそのページがどれほど重要かを示すものだ。これによって検索エンジンは、優先度の情報に基づいてそのサイトのなかでどのページをクロールするかの順番を決定できるようになる。 更新スケジュールに関する情報を提供できる さらに2つのタグ(lastmodとch
検索エンジン3社、正しいサイトURLを認識させるcanonical属性を導入(URLの正規化) Google、Yahoo!、Microsoft3社が rel="canonical" (正規化、canonicalization )をサポート。クローラが適切な(canonical)サイトを見つける手がかりに。rel="canonical" はページの head の中に記述すること。 公開日時:2009年02月13日 15:37 Google、Yahoo!、Microsoftの3社は2009年2月12日、共同で新しいタグ「 rel="canonical"」のサポートを開始した。rel="canonical"(属性)は、検索エンジンに正しいサイトのURLを認識(正規化、canonicalization)させるために使用される。 同じサイト(ドメイン)でも、たとえば www.sem-r.com、se
最近テレビや雑誌で見かける「○○で検索!」という広告、誰でも一度は目にしたことがあるに違いない。これは視聴者・読者をウェブサイトに誘導する手法として一般的になっている。今回は、その長所と短所を知った上で、効果的なナビゲーションを考えたい。 広告・宣伝とインターネットテレビCMや新聞・雑誌の広告などは、視聴者・読者がそこで得た情報を元に店頭などで商品購入の判断をすることを前提にしています。したがって、CMや広告で伝える情報がすべてと言ってよく、そこでいかに商品やサービスの良さを伝えられるかということが大切でした。 しかし、インターネット、特にウェブの普及はこの流れを大きく変えています。テレビCMや広告は、商品やサービスを「もっと知りたい!」という感情を引き起こすために使われ、その受け皿としてウェブサイトが用意されるようになりました。ウェブサイトは、商品やサービスに関する詳しい情報を提供するメ
Welcome to Startups Weekly — Haje‘s weekly recap of everything you can’t miss from the world of startups. Sign up here to get it in your inbox every Friday. Well,…
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 新年あけましておめでとうございます。今年もお付き合いいただければ幸いです。 「ブログがSEOになる」と、昨夏より社長命令でブログを書かされている旧友に会いました。同じ話をとある不動産会社でも耳にしました。「書き方」を工夫することでSEOになることもありますが、やみくもに書いてもSEO効果は乏しく、そしてほぼ100%「書き方」をレクチャーせずに「ホームページ制作業者」はブログシステムを高値で販売しています。街角で
ライバルには教えたくないキーワード広告の勝ち組戦略 ~成果を出すための達人の思考とノウハウ 日本に上陸してからオンライン広告のあり方を大きく変え、検索エンジンからの集客手段として当たり前となった検索連動型広告。多くのマーケティング担当者がその重要性を理解している反面、そのメリットを十分に活かせていないのが現状だ。いま、広告主には変化が求められている。検索連動型広告を運用する上でマーケティング担当者が成すべきこととは何か、改めて探っていこう。 泉 浩人(株式会社ルグラン) 「パーソナライズ」の先にあるもの今年4月に発表された電通総研の予測(インターネット広告費予測調査結果(2007-2011))によれば、検索連動型広告の市場規模は2010年には2,000億円を超えるとみられている。グーグルやヤフーなどの検索エンジンは、いまや巨大な「広告媒体」となっており、検索エンジンを利用するユーザー(検索
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Heather Green (BusinessWeek誌、アソシエートエディター) 米国時間2008年9月3日更新 「Google's Chrome Ups the Ante」 これは単なるブラウザー戦争ではない。巨大な変革を目指す戦いだ。 米グーグル(GOOG)が9月1日、独自開発のウェブブラウザー「Chrome(クローム)」を発表した時、誰もがまず、米ネットスケープと米マイクロソフト(MSFT)がかつて1990年代後半に繰り広げた、ブラウザーの覇権を懸けた熾烈な戦いがまた始まると思った。 だが、グーグルが抱く野望ははるかに大きい。同社幹部によると、クロームが目指すのは、ただ単に既存のブラウザー市場のシェアを奪うことだけではない。インターネ
今回取り上げるPeter Morville氏の「Search Patterns」は、ウェブサイトにおけるユーザー行動の1つである「検索」の利用方法を体系的にまとめたものだ。 Morville氏は、Semantic Studios社のCEOであり、著書に「アンビエント・ファインダビリティ」「Web情報アーキテクチャ」などがあり、ウェブ情報アーキテクチャにおける第一人者として広く知られている。写真共有サイト「Flickr」のほうにも、彼のコレクション「Search Patterns」を見ることができるのでそちらも参照してほしい。 まず、「Search(検索)」と言っても、さまざまな側面を持つ。Patterns(パターン)、Futures Studies(未来の研究)、Interaction Design(インタラクションデザイン)、 Information Architecture(情報アーキ
サンフランシスコ発--Udi Manber氏は、Googleの主な課題を「入力したことに対して、必要な情報を与えてほしい」という人々の期待を代弁する表現を使って要約した。 つまり、Googleは人間をよく理解するためにコンピュータを利用すべきだということだ。Googleの検索に関するエンジニアリング担当バイスプレジデントを務めるManber氏は米国時間6月18日、当地で開催されたGilbane Conferenceでの講演でこのように述べた。 「ユーザーの質問を理解し、すべての知識を理解し、2つを適合させるのが理想だ」(Manber氏) Googleの検索に関するエンジニアリング担当バイスプレジデントであるUdi Manber氏は18日、Gilbane Conferenceで講演した。 しかし、今はまだその理想が実現されていないため、Googleは近道をした。Googleはすべてのコンテン
Google支配はいつまで続く? 新興検索サービス急増の理由は 2008年6月19日 経済・ビジネスIT コメント: トラックバック (0) Betsy Schiffman 米Google社に手出しすることなど不可能なように思える。だが、本当にそうだろうか? Google社は検索市場シェアの60%以上を占めており、不況に強いビジネスモデル(日本語版記事)とされている。検索分野で支配的なGoogle社に、追いついたり、追い越したりする企業が現れるのは、ずいぶん先のことになるのかもしれない。 「世界規模の検索エンジンを構築するという点では勝負がついた、と私は確信している」と述べるのは、検索エンジン関連の情報を提供するサイト『Search Engine Land』の編集責任者、Chris Sherman氏だ。 「費用がかかりすぎる。Google社をはじめとする各社は、研究開発とインフラストラクチ
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