「才能の無駄遣い」と呼ばれる、すごい素人があふれている場所。それがニコニコ動画だ。最近ではそんなダイヤの原石に注目する企業も現れてきており、ニコニコビジネスが活発化してきている。 アニメ界の大御所である、(株)ランティスが5日に発売した「ランティス組曲」もそのひとつ。ニコニコ動画の「歌ってみた」タグを中心に活躍する歌い手を集めて、全34曲のアニメソングメドレーを歌った作品だ。 ランティス組曲には、「ダブル斉藤」(ランティスの斎藤滋氏と、(株)ドワンゴの齋藤光二氏)とも呼ぶべき2人のプロデューサーが関わっている。今回は、ドワンゴの齋藤氏にお話を聞いた(インタビューの雰囲気を生かすため、文中の「(笑)」を「w」にした)。 アンチもファンの一人 ── ニコニコ動画発のCDということですが、まずニコニコユーザーの反響はどうでしたか? 齋藤 予想通り叩きまくられましたwww 発売日よりも前に、ニコニ