同じチームの営業担当が大きな案件を受注したとき、どんな気持ちになりますか? または、同期のマネージャーが指揮をとったプロジェクトが会社で賞賛を浴びたら? 同僚が社内の特別なプロジェクトやトレーニングプログラムのメンバーに抜擢されたら? 社会的に正しいとされる反応は「他人の成功を喜ぶ」というものです。 一緒に仕事をするメンバーが業績を上げたときには、チームだけでなく、組織全体に利益をもたらします。なので、当然その成功を祝うべきでしょう。実際、多くの場合、心から仲間のそうした成功を喜ぶものです。 でも、実は心の片隅で、悔しさや憤り、失望を感じることはありませんか? こんな風に思っていませんか? 「なんで奴の業績は認められるのに、自分は認められないんだ?」「彼への評価は、なにか自分の仕事に対して含意があるのか?」「もっと一生懸命働けってことか?」「本当は自分にも同じ成果を出せるチャンスがあったの