27.2. 統計情報コレクタPostgreSQLの統計情報コレクタはサーバの活動状況に関する情報を収集し、報告するサブシステムです。 現在、コレクタはテーブルとインデックスへのアクセスをディスクブロックおよび個々の行単位で数えることができます。 またこれは、各テーブル内の総行数、および、各テーブルでのVACUUMやANALYZEの実施情報を追跡します。 また、ユーザ定義関数の呼ばれた回数、それぞれの消費した総時間をカウントします。 また、PostgreSQLは他のサーバプロセスによって現在実行されている問い合わせを正確に報告する機能を持ちます。 これはコレクタプロセスから独立している機能です。 27.2.1. 統計情報収集のための設定統計情報の収集によって問い合わせの実行に少しオーバーヘッドが加わりますので、システムは情報を収集するようにもしないようにも設定することができます。 これは通常