セシウム検出で出荷停止、解除ルール発表 菅政権2011年6月27日20時39分 印刷 Check 放射性セシウムが基準を超えた食品の出荷停止の解除ルールについて、菅政権は27日、1カ月以内に市町村ごとの3カ所以上で検査して、すべてで基準を下回れば解除できるようにすると発表した。食品から半減期の長いセシウムが出ることが目立ってきたため、新たなルールを作った。 海水魚などの水産物の出荷停止については、漁場単位で調べて、基準を下回れば解除する。茶葉の検査は、乾燥させた荒茶で行う。一番茶が出荷停止になっていても、二番茶など茶期ごとに検査して市町村単位の3カ所で基準を下回れば解除できるようにする。 また、検査対象には大根、タマネギ、イモ類など国民の摂取量の多い食品も加えた。 厚生労働省によると、福島第一原発事故から3カ月以上たち、食品の放射性ヨウ素の検出レベルは下がり、セシウムの基準超えが目立つ。ヨ