インクジェットプリンターの大手メーカーとして知られる米国のHP社が、「世界初」の量産型3Dプリンターを開発、今年中にも発売することを発表しました。 今回、発表されたのは「HP Jet Fusion 3D 4200 Printer」、「HP Jet Fusion 3D 3200 Printer」の2機種です。どちらも3Dプリンター本体と、造形後のパーツを取り出す後処理ユニットからなっています。(カタログPDFはこちら) 造形する方式には「HP Jet Fusion 3D Printing Solution」というものを使っています。これは石こうなどの粉末を使って造形する方法に似ていますが、造形の精度やスピードが格段に進化しています。 まず造形用の材料をX方向に動くアームが厚さ0.07~0.12mmに敷きならし、今度はY方向に動くアームが造形する物体の断面に従って固化剤を噴射します。それとほぼ