ロイター通信は7日、台湾のベテラン柔道コーチが1980年代にサウジアラビアに招待され、柔道の同国代表チームを指導していた際、国際テロ組織アルカーイダ指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者を教えたことがあると報じた。 ロイター通信は柔道コーチから、柔道着を着た大学生時代とされるビンラーディン容疑者の写真を入手。台湾メディアもこの写真をビンラーディン容疑者とされる人物と報じているが、ロイター通信は「確認する手段がない」とも伝えている。 このコーチはロイター通信の取材に対して、ビンラーディン容疑者は週に2、3回、練習に参加していたと指摘。「彼は背が高いので、『柔道には向いていない』と忠告したが、(柔道の指導をしてほしいと)譲らなかったので、受け入れた」と説明している。しかし、1984年以降、ビンラーディン容疑者とみられる人物を見ていないという。 また、コーチは「指導しているとき、彼の本名を知らなかっ