東京都は7日、4月27日に開設した尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入資金の寄付金口座に、2日までに9349件の入金があり、計1億2535万1220円となったと発表した。 口座開設から6日間で1億円を超えた。前回公表された1日現在の集計と比較すると、1日分だけで5千万円近く増加したことになり、支持が急速に広がっていることがうかがえる。 担当者は「みなさんからこれだけお志を寄せていただいていることに感謝している」と話している。 ◇ 寄付金口座は、みずほ銀行東京都庁出張所(店番号777)・普通口座1053860「東京都尖閣諸島寄附金」。寄付金控除の対象となり、申請に必要な領収書は都が発行する。問い合わせは都知事本局尖閣諸島寄附担当(電)03・5388・2206(平日午前9時~午後6時)。都のホームページにも案内がある。
北海道電力の泊原子力発電所3号機を最後に国内の全原発が停止した。 関西電力の大飯原子力発電所は再稼働の可能性があるが、それ以外の原発は停止したままで、西日本を中心に夏場の深刻な電力不足が懸念される。企業や地方自治体は2年目となる節電の夏を乗り切るため自衛策を立て始めているが、企業活動や市民生活への影響は避けられそうにない。 ◆ぶれる電力不足の数値 今夏の電力不足の数値がいまだに固まらないことが企業や市民の不安を助長している。最も深刻な電力不足が予想される関電の岩根茂樹副社長は、4日に開かれた大阪府市統合本部の会議で、「大飯原発が動けば、揚水発電で百数十万キロ・ワット(の供給力の上積みが)見込める」と述べた。大飯原発の再稼働で夜間に水をダムにくみ上げ、昼間に放流して発電する「揚水発電」を新たに勘案したためだ。 関電は、再稼働がなければ8月に16・3%不足すると政府に説明し、再稼働しても「10
富山県が開発した花粉を出さない良質な林業用のスギの苗5千本が今秋、出荷される。全国初の種子から大量生産された無花粉スギで、愛称は県の名所、立山を冠した「立山 森の輝き」。国民病とも言われる花粉症を防ぐ決め手になることを期待し、関係者は苗の成長を見守っている。 県森林研究所によると、無花粉スギは平成4年に富山県内で初めて発見。材質が優れ病気にもなりにくいスギ「精英樹」と人工交配して、21年、双方の特長を併せ持つ優良無花粉スギを種子から大量生産する技術を確立した。 今後は26年に1万本、27、28年は3万本ずつをスギの伐採跡地に植える予定。「森の輝き」を買いたいとの申し出は都市部を中心に多いが、育成に時間がかかるため「供給が追いつかない」(県森林政策課)という。森林研は今後、挿し木で無花粉スギだけを増やせるよう親木を育成するなどして、普及に弾みをつけたい考えだ。
国道17号でつながる新潟、群馬、埼玉の3県共同による次世代自動車の展示会「EV・PHVサミット」が20、21日に新潟市中央区の朱鷺メッセで開催され、2日間で約4千人の来場者を集めて成功裏に終わった。期間中、会場には50台以上の電気自動車(EV)と、家庭用電源で充電可能なプラグインハイブリッド車(PHV)などが集結。次世代自動車では全国最大規模の展示会となった。次回開催は未定だが、主催地となった新潟ではこれを弾みに、県と県内市町村が一体となってEV・PHVの普及に取り組む。 同サミットの開催時期と新潟市の桜の満開時期が重なったため、花見見物に人を奪われた感は否めないが、新潟県産業振興課では「地方での初めての試みとしてはうまくいった」と評価している。 EVやPHVは、二酸化炭素(CO2)の排出を抑えるエコカーとして普及が期待されている。関連ビジネスも広範囲に及ぶとみられ、地域振興につながるとあ
「東京ホタル フェスティバル」で隅田川に放流された約10万個のLEDのカプセル=6日午後、東京都墨田区(栗橋隆悦撮影) 発光ダイオード(LED)の電球約10万個をホタルに見立て、東京の隅田川に流すイベント「東京ホタル」が6日夜、あった。川べりでは開業間近の東京スカイツリーも同時にライトアップ。光の競演に、多くの人がカメラを手に見入った。 太陽光パネルで蓄電したLEDを入れた直径8.5センチの電球を1個千円で買った人々が、隅田川にかかる言問橋付近から川面へ投げ入れた。東京都内の会社員山崎守さん(44)は「スカイツリーの青色とマッチしていて、きれい。昔田舎で見たホタルの乱舞のよう」と話した。 「川との共生」をテーマに墨田区や台東区、東京芸大などでつくる実行委員会が主催。投げ込まれた電球は川下にネットを張って回収した。
満月が通常よりも大きくて明るく見える「スーパームーン」と呼ばれる現象が5日から6日にかけ、世界各地で観測された。 米航空宇宙局(NASA)などによると、楕円形の軌道を描く月が地球に最も接近するタイミングで満月になると、最も遠い時より最大で大きさが14%、明るさは30%増すという。同様の現象は昨年3月にも見られた。(共同)
JR東日本新潟支社は、女性情報誌「月刊新潟Komachi」を発行するニューズ・ライン(新潟市中央区)と共同で、お見合い列車「Komachiパーティートレイン」を6月23日に新潟-村上間で運行する。 参加条件は20~40歳の独身男女で、同性2人1組で申し込む。定員は男女それぞれ40人。旅行代金は男性が9500円、女性が5500円。発売は5月9日午後2時から。 新潟駅を午後1時31分に出発し、3時5分に村上駅に到着した後、老舗割烹(かっぽう)で食事をしながら会話を楽しむ。帰りは村上駅を午後5時35分に出る。新潟駅には7時16分に着く。 JR東は観光専用のカーペット敷き列車を走らせ、ゲーム大会や席替えタイムなどで列車内を盛り上げる。
佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は4日、音楽・映像ソフトのレンタル・販売を手がける「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、市立図書館の運営について提携に合意したと発表した。年間34日ある休館日が年中無休になり、開館時間も8時間から12時間(午前9時〜午後9時)に延びる、としている。 市によると、CCCが公立図書館の運営に乗り出すのは全国初。市民が現在持っている図書カードはTSUTAYAなどの提携店で使える「Tカード」に置き換わる。図書館の本を借りれば、ポイントサービスが付く。 館内にカフェを設け、雑誌が自由に読めるほか、収蔵物以外のDVD・CDを有料でレンタル出来るスペースを設ける。雑誌や文具も販売する。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今なら最大2カ月無料!サービスのご紹介はこちら関連記事廃盤名
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