宮崎県前知事の東国原英夫氏(53)が、25日に東京都内のホテルで会合を開き、今春の東京都知事選への立候補を表明することが後援会関係者らの話でわかった。 複数の関係者によると、東国原氏は1月20日に1期限りで宮崎県知事を退任した後、「都知事選に出る気持ちは固まった」と周囲に決意を伝えた。 都知事選と併せて次期衆院選出馬も検討したが、解散時期の見通しがたたないこともあり、都知事選への出馬を最終的に決断したという。 出馬表明の時期については、「ほかに立候補する可能性がある人や、政党の動きを見極める必要がある」と、慎重に検討していた。都知事選の日程が3月24日告示、4月10日投開票と迫っていることから、支援者との会合で了解を得たうえで、立候補を正式発表することにしたという。 東国原氏はすでに東京・永田町に事務所を開設し、都政の課題を研究するなどして出馬の準備を進めている。25日の会合の場所は都内の