このエントリは、Google が Google Code でオープンソースとして公開しているソフトウェアの解説シリーズの第2回です。 今回は、Google CoreDumper というソフトウェアを紹介します。 このソフトウェアはアプリケーションプログラムから任意のタイミングでコアダンプを出力する機能を提供するライブラリです。 「 コアダンプ 」 はプロセスのある時点での状態を保存したファイルで、デバッグのときなどに利用されます。通常、プログラムが異常終了したときや特定のシグナルを受信したときに OS カーネルがコアダンプファイルを出力し、そのプロセスは終了します。開発者はそのダンプファイルを gdb などのデバッガなどで解析して問題の原因を調査します。 問題が発生してコアダンプが生成される場合以外にも動作中のプロセスのスナップショットをコアダンプファイルとして生成できれば、その時点でのプ
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