組織の不正を知って内部告発者になったら、左遷や解雇、パワハラといった不利益を被るのではないか――。そんな懸念があちこちで現実になっている。内部告発者を守るはずの公益通報者保護法に罰則規定がなく、「ザル法」になっているからだという。違反企業への刑事罰の導入などに向け、同法改正の議論が続くなか、「公益のため、不利益を被ることなく内部告発できる」という社会は果たして到来するのか。(文・撮影:フリー記者・本間誠也/Yahoo!ニュース 特集編集部)
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この冬、清武弘嗣は出番を求めてスペインのセビージャからJリーグのセレッソ大阪へ移籍し、久保裕也はより高いレベルを欲してスイスのヤングボーイズからベルギーのヘントへ活躍の場を移した。前者はケガによって初出場が第3節にずれ込んだが、後者は早くも5ゴールを決めてさらなる成長を遂げつつある。 これほどミランで出番がないのは、初めてのことだ。今季、新監督に就任したモンテッラは元スペインU-21代表のスソを右FWに重用し、同ポジションの本田はリーグ戦で5試合、カップ戦で1試合しか出場できていない。日本代表のハリルホジッチ監督から試合感が鈍っていると判断され、ついに昨年11月のW杯予選のサウジアラビア戦で先発から外されてしまった。
スペイン1部エイバルMF乾貴士(28)が25日、フル出場して3-0と勝利したマラガ戦後のミックスゾーンで、日本メディアの海外組に対する批判記事について憤慨した。 【写真】テネリフェ入団会見で背番号20のユニホームを披露する柴崎 乾の言葉は次の通り。 ◇ ◇ 最近、日本のメディアの記事を読んで気になったことがあって。“欧州に行けばいいってもんじゃない、欧州にこだわる必要がない”というもので、そこから岳(テネリフェ柴崎岳)の話も出て…。 欧州にいっても試合に出ないと意味がないという言い方で、もちろんそれは当たり前のことなんですけど、そこで苦しんで頑張ることにも絶対に意味がある。それを言い訳ととらえるのかもしれないけど、選手が厳しい環境で頑張ることにも意味があるんです。海外に出て、違う環境で、言葉も通じない、監督の考え方も違う中でやるのは、日本サッカーのためでもあるし、選手自身の
「スッピンだから」「吹き出物を隠すため」「口臭が気になるから」…そんな何気ない理由でマスクを耳に引っかけたことのある人は少なくないはず。だけど、頼りすぎると依存して、思わぬ「落とし穴」にはまることに──。 寒風吹きすさび、目下インフルエンザが大流行中。街でも電車でも、学校でもオフィスでも、屋内外を問わず目に付くのはマスク姿ばかり。15年前にはそんな光景はなかったはずだが…。『[だてマスク]依存症』(扶桑社新書)の著者の菊本裕三さんが指摘する。 「それまで家庭用マスクはガーゼでしたが、2003年頃から不織布が使われ、性能も使い勝手も飛躍的にアップ。新型インフルエンザが大流行した2009年にはドラッグストアの店頭からマスクが消えるほど、爆発的に普及しました。それ以降、感染予防という本来の目的ではなく、『だてマスク』として使われるケースも多くなりました。中高生の若者だけでなく、社会人や年配者にも
札幌市の新人看護師の女性が自殺したのは、長時間労働などで、うつ病を発症したことが原因だとして、母親が国に、労災認定を求めた裁判の初弁論が2月3日開かれ、国側は争う構えを示しました。 訴えを起こしているのは、2012年12月、当時23歳で自殺した札幌市の新人看護師、杉本綾さん(当時23)の母親です。 訴状によりますと、杉本さんは、2012年4月からKKR札幌医療センターに勤めていましたが、月に65時間から91時間の時間外労働など、肉体的、精神的に追い詰められ、うつ病を発症して自殺したとして、杉本さんの母親が、国に労災認定を求めています。 札幌地方裁判所で3日に開かれた初弁論で、原告の母親は、「帰宅後の、娘の自宅での仕事は一切、時間外として考慮されていない」「離職率の高い看護職だからこそ、働き方を改善してほしい」と意見陳述しました。 これに対し国側は、答弁書で請求を退けるよう求め、争う
FIFAクラブワールドカップも準決勝を終えて、決勝目前。Jリーグ代表の鹿島アントラーズが破竹の快進撃でこのファイナルまで辿り着いている。 準決勝のアトレチコナシオナル戦では、1点リードで迎えた後半の後半になると、他クラブのサポーターを含めてJリーグのファンの多くがソワソワし始めた。「これ、行けるんじゃね?」という空気感と共にツイッターなどで頻出したのが、「鹿島る」という動詞(?)である。 たとえば、『夕空のクライフイズム』の著者で、熱狂的なサッカーファンとして知られる漫画家の手原和憲さん( @taharakazunori )は「いよいよ世界を相手に鹿島る時が来た…」と、つぶやいている。当然ながら、ここで疑問を覚える人もいることと思う。 そもそも「鹿島る」って、何? 今回はそれについて答えてみたい。 当然ながら、クラブワールドカップで決勝進出を果たした鹿島アントラーズを起源とする
原子力規制委員会は31日、原発の廃炉で出る放射性廃棄物のうち、原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物(L1)の処分の基本方針を決定した。地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、電力会社に300~400年間管理させる。その後は国が引きつぎ、10万年間、掘削を制限する。これで、放射能レベルの高いものから低いものまで放射性廃棄物の処分方針が出そろった。 原発の廃炉で出る放射性廃棄物は、使用済み核燃料から出る放射能レベルが極めて高い高レベル放射性廃棄物と、L1、原子炉圧力容器の一部などレベルが比較的低い廃棄物(L2)、周辺の配管などレベルが極めて低い廃棄物(L3)に大きく分けられる。 埋める深さは放射能レベルによって変わる。高レベル放射性廃棄物は地下300メートルより深くに10万年、L2は地下十数メートル、L3は地下数メートルとの処分方針がすでに決まっていた
人工知能(AI)対人間の世紀の囲碁対局で、英グーグル・ディープマインドの「アルファ碁」に3連敗した世界最強の棋士の一人、イ・セドル9段が13日の第4戦で初勝利を飾った。中盤の78手目に繰り出したイ・セドル9段の妙手に対し、アルファ碁が受けを誤り、それが最後まで響いた。同9段が180手目の石を置いた後、AIが2時間の持ち時間ぎりぎりで自分が勝つ確率が規定値を下回ったことから投了した。 記者会見の冒頭、イ・セドル9段は「今回の勝利は非常に大きな価値がある。世界の何ものにも代えがたい」と笑顔で喜びを語った。さらに、記者の質問に対し、これまでの対局を通してアルファ碁の弱点を二つ発見したことを明らかにした。一つ目は、黒(先手)で打つときのほうが、白(後手)よりも苦手なこと。二つ目は思いがけない手に、ミスというほどではないが、それまでに比べわずかに劣った対応をすること。後者について「バグではないか」
米Appleが次期iPhone(「iPhone 7」と呼ばれる)で3.5ミリイヤフォンジャックを排除するといううわさを受けてオンライン署名ページSumOfUsで始まった「Appleにイヤフォンジャックの継続を訴える署名」が、目標数の21万人を超えた。本稿執筆現在、21万7058人となっている。日本からも署名できる。 このうわさは、Apple情報に詳しいMacお宝鑑定団Blogが「信頼できる情報筋の話」として昨年11月に最初に報じたもの。その後、米9TO5Macなども独自の情報筋からこのうわさを裏付ける情報を入手したと報じている。 署名ページには、「この変更はiPhoneユーザーにイヤフォンを買い換えるための余分な支出を強いるだけでなく、リサイクルされない電子機器の山を創出することになる」とある。 Appleは過去にも、iPodのDockコネクタを最初のFirewireから2003年に
チャンピオンシップ準決勝からなにを学び、どのように活かしたのか。改善や変化が感じられなかったことが、残念でならなかった。 2016年の元日の味の素スタジアムは、そこに訪れるすべての人を祝福するかのような晴天に恵まれた。もちろん勝負ごとだから、浦和かG大阪のどちらかが勝ち、どちらかが負けるのは分かっている。ただ浦和にかかわるすべての人が、幸せな新年が始まると信じていた。なにより浦和にとってG大阪はライバルであり、立ちはだかる「壁」と言える存在。14年シーズンのリーグ32節で優勝まであと1勝という状況で負け、15年シーズンのチャンピオンシップ準決勝でも敗れた。それだけに、まさに心機一転、「16年元日」はリベンジするのに絶好の舞台と言えた。 しかし終わってみれば、相変わらず相手の思惑にまんまとハマって失点し、相変わらず試合終盤に焦って繰り出す捨て身のパワープレーが不発に終わり、そして、また負け
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