1 Relaxerプロセスの6つのワークフロー 今回から2回にわたり、Relaxerプロセスによるシステム開発の流れを、サンプルアプリケーション「図書館システム」開発を例に解説します。この図書館システムはRelaxerプロセスの効果を検証するために作成したもので、仮想図書館における貸し出し業務をコマンドラインベースのアプリケーションでシステム化することを想定しています。 なお、この図書館システムは「平成14年度IPA未踏ソフトウェア」事業採択の「RelaxerStudioプロジェクト」の成果として仕様書にまとめられているので詳細を知りたい方はそちらを参照してください(http://www.ipa.go.jp/NBP/14nendo/14mito/index.html)。 Relaxerプロセスは第2回「Java開発を加速するRelaxerプロセスの真髄」の解説にあるように「ドメイン分析」「