数年前、私はある漫画に登場するキャラクターにゾッコンだった ジャニーズでもなく、韓流でもなく、はたまた身近にいる男性でもなく 私が胸をときめかせたのは現実には存在しない漫画のキャラクターだった。 他者への共感が薄く、ひとりぼっち、孤独の典型みたいな主人公だったが、なんだかよくわからないけど可哀相で、直球ド真ん中のキャラクターだったのだ。 そして私はいつの間にか漫画の作者であるM先生に、キャラクターを半ば当然のように投影し、会ったこともないM先生に胸キュンしていたのだ。
飼い猫を先日安楽死させました。 6月下旬に顔の腫れに気がついて動物病院に連れて行った所、上顎に悪性の腫瘍があってもう手遅れだと言われました。 下顎ならば切除することももしかしたら出来たかもしれない、と言われたけれど、そんな事を言われてもどうしようも無い事だと家に帰って泣きました。 悪性な上に進行が恐ろしく早い癌で、半月程経った頃には顔の半分が変形して常に口からはヨダレが流れ腫瘍が腐って部屋中が酷い匂いになりました。 何件もペットショップやホームセンターを周り食べられる餌を探し、少しでも食べてくれと祈るような気持ちで何個も何十個もパウチを開けては捨てる毎日を続けました。 見るからに痩せ衰えた猫は、それでも私が帰宅するとフラフラと玄関までやってきてか細く喉を鳴らすのです。 夜も眠れず流れ落ちるヨダレと涙を拭ってひと月ちょっと。 ある日帰宅すると猫の頬に穴が開いていました。 腫瘍が頬骨も肉も溶か
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