『マッドマックス 怒りのデスロード』はいろいろ驚きのある映画だったけれど、一番驚いたのは、女性の解放という物語の骨格でなく、主人公マックスのキャラクターだった。メル・ギブソン版マックスのマッドは「怒りでなにをしでかすかわからない」ぐらいの意味だったけれど、今回のトム・ハーディ版マックスは違う。文字通り、「臨床的に気が狂ってる」マックスだ。彼は精神病患者なのだ。 マックスはどう狂っているのか 前評判では「喋らない」「目立たない」「主役はフュリオサ」と言われていたマックス。ところが実際映画が始まってみると、ウォーボーイズにあっさり捕まる彼の行動や表情は、「寡黙なヒーロー」と言うにはどこか違っていた。 ゲージに入れられたマックスの心ここにあらずという表情。敵車のフロントに縛り付けて命の危機にあるのに「俺のクルマ!」と叫ぶ執着心。口枷を外そうとコリコリコリコリとヤスリを削る反復運動。トム・ハーディ
チャンネル銀河で初放送記念なので、ちょびっと追記しました。 テレビ番組にどうしてもつきものなのが『視聴率』問題。 民放だろうとNHKだろうとそれはなかなか重大な問題で、2015年大河ドラマ『花燃ゆ』でも話題になりました。 なかなかな低視聴率だった『花燃ゆ』。 この低視聴率がキーワードとなって、とある話題に上がった過去作品が2012年大河『平清盛』です。 いやいや、 視聴率なんて気にしない。 この大河ドラマ『平清盛』はすごかった。 『平清盛』の放送は2012年。 大河ドラマ初の平安末期を取り扱った作品で注目を浴びました。 しかし、やれ「画面が汚い」やれ「登場人物多過ぎややこしい」、他にも「王家問題」などなど、数多くの批判を浴びる作品になってしまいました。 しかしリアルタイムで観ていた者としては 「画面が汚いって、それがこの時代だったんじゃないの?地面がコンクリ舗装なわけないじゃん」 「登場人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く