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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/reizei (1)

  • ドラマ『半沢直樹』は、あくまでファンタジー

    現在、所要のため日に一時帰国中で、人気ドラマ『半沢直樹』を見る機会がありました。主演の堺雅人さんをはじめ、香川照之さん、片岡愛之助さん、及川光博さん、赤井英和さんなど演技のアンサンブルが素晴らしく、ドラマとしては見応えのあるクオリティの作品だと思います。 一方で、ドラマの内容には、私は笑えないものを感じたのも事実です。 1つは、日の企業では大なり小なりこうした「理不尽な支配」というものが横行しており、「正論が通らないもどかしさ」とか「反抗したいが、したら切られる」という中で、堺雅人さんの爽快な「やられたら倍返し(10倍返しというのもあるようですが)」という姿に「憧れる」人が多い、その現実にリアルなものを感じたからです。終身雇用と、共同体への帰属・依存がまるで幕藩体制のように、「個」を蝕んでいく、そこには近代は感じられません。 そうしたカルチャーの問題に加えて、経済ドラマとして見るのであ

    duskTdawn
    duskTdawn 2013/08/07
    「法や契約という近代の概念が信じられず、全ては狭い世界の政治、つまり個人の自尊心を削り合う心理ゲームに収斂してしまうというこのドラマは、日本の企業社会の持っている前近代性と非効率性を暴き出している」
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