香川県さぬき市の市立中学校で1月末、保健体育の男性教諭(59)が授業中に日本刀(真剣)を使った居合を見せ「行き過ぎた行為」として市教委から口頭注意を受けていたことがわかった。 市教委によると、教諭は1月31日、2年生の剣道の授業で、女子生徒27人に対し、刀を鞘(さや)から抜きざまに振るう居合を見せた。教諭は居合道4段、剣道2段で、日本刀所持の許可を得ていた。生徒とは7メートル以上離れていたという。 今月4日、保護者から市教委に「危ないのでは」との相談があり、発覚した。口頭注意は5日付。 教諭は昨年11月の宿泊学習の際に「生徒に真剣の居合を見せたい」と校長に申し出て却下されていた。教諭は「剣道を理解してもらおうと、見せたい気持ちが勝ってしまった」と話しているという。
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