24日のオリックス―ロッテ(京セラ)で先発の佐々木朗希に対し、マスクを取って詰め寄った白井一行球審が試合後に「答える必要はない。いっさいコメントなしです」と険しい表情で話した。 【写真】佐々木朗希の完全投球を17回でストップした福田 問題の場面は2回の二死一塁。打者・安達を2ストライクと追い込み、続く外角の際どいストレートをボール判定とされた。一走の杉本が二盗を決めたこともあってか、佐々木朗は露骨に不服そうな顔を見せ、ここで白井球審が興奮しながらマウンドに詰め寄った。 異変を察した捕手の松川があわてて白井球審を制止。その間も佐々木朗はマウンドで何くわぬ顔で後ろのビジョンに目をやるなどしていた。そんな態度も気に入らなかったのか、白井球審は松川に何やらまくしたてて引き揚げている。 判定に不服そうな態度を注意しようとしたと見られるが、試合後も厳しい表情を崩さなかった。