革新的自転車のルートワン。一見、普通の自転車に見えるが、前輪のフォークを取り付けるパイプ(ヘッドチューブ)が極端に長く、サドルの位置が後方にあり、ペダルがサドルの真下ではなく前方にある。この変わったフレーム形状が、今までにない力を生み出す 「日本人のための自転車を作りたい」という思い コロナ禍で密集を避ける習慣が影響したのか、2020年度の自転車販売市場では過去最高を更新。事業者売上高ベースで2100億円を超えたという。特に電動アシスト自転車の売り上げが好調で、2010年代後半から販売台数・金額ともに右肩上がりだ。 そんな中、100% 人力だけど、電動アシスト自転車に迫る快適自転車が現れた。その名は「ルートワン」。なんとモーターはついていないのにスイスイ走る。この自転車が売れているのだ。 こちらはディスカウントストア「オリンピック」から分社した「サイクルオリンピック」が、2020年、「日本