matlab に慣れてきた人でも,「セル配列」をすっきり理解しきれた気がしない,という人は多いかもしれない.そうした向きへセル配列の解説を試みる. まとめ 兼 目次 セル配列とは「セル(=1×1のセル配列)」を並べた配列である. 「セル」は,任意のデータを中括弧で囲むと出来る.B = {A} など. どんなタイプのものも中括弧 {} で囲むとセルになるということ. セル配列の作り方は,根源的には 1) データを中括弧 {} で囲む(大括弧 [] 同様,複数のデータを一度に囲っても良い),2) cell 関数を使って空のセル配列を作る,3) struct2cell を使って構造体から変換する,の3通りで,この他に num2cell, mat2cell, cellstr という変換関数を使う方法もある.もちろん,個々のセルを配列として並べて大括弧 [] で囲んでも良い. 小括弧 () を用いて