骨を中心とした生体ネットワークを解明し、様々な疾患の治療法確立を目指す「高柳オステオネットワークプロジェクト」が、マウスでの実験により、Semaphorin4D(セマフォリン フォー ディー:Sema4D)と呼ばれるたんぱく質の働きを抑えることによる骨の再生に成功し、この研究成果を10/24付けで研究成果プレスリリースとして発表しました。 ■プレスリリース JST・東京医科歯科大学 共同発表 マウスの骨再生に成功、新たな骨形成促進剤の開拓へ道 (骨粗しょう症や関節リウマチ、がんによる骨破壊などの新たな治療へ)。 卵巣を摘出したマウス(中心写真)は、偽手術を行ったマウス(左写真)に比べ8週間後には重度の骨粗しょう症を発症したが、 この骨粗しょう症モデルマウスに抗Sema4D抗体を投与することにより、骨を再生することに成功した(右写真)