フルデジタルヘッドホンでは、オーディオテクニカがTrigence Semiconductor(トライジェンス)社の「Dnote」技術を搭載したモデル「ATH-DN1000USB」を発売している。 クラリオンの今回の試作機も同じDnote技術を搭載しており、ヘッドホンデジタル音源を直接入力し、内部のフルデジタルドライバーICによって6chのデジタル信号に変換し、最終的に音声として出力する。 同社は2013年と2014年のCEATECにもフルデジタルヘッドホンを参考出展していた(関連ニュース)が、今回はそのときの試作機から、さらに外観や仕様を変更している。 持ってみるとハウジングがかなり大きくて重いが、これは駆動方法や振動板などに独自の工夫を盛り込んでいるからだという。 接続端子では、USB端子に加えて3.5mm 光デジタル端子からの入力にも対応している。今後の続報が楽しみだ。 ■ティアック「