ニコンは2月26日、半導体や液晶ディスプレイの露光装置を製造する精機カンパニー部門で、新たな補修部品の管理システムを稼働させた。新システムによって、在庫削減や需要予測の精度向上を目指す。今後、半年から1年かけて、導入効果を検証し、適用範囲を拡大していく予定である。同社は2006年11月から、精機カンパニーにおけるロジスティクス業務の改善に取り組んでいる。 新システムは、米サービジスティクスのサービスパーツ管理(SPM)ソフト「Servigistics」を利用し、日本ユニシスが開発した。Servigisticsを利用することで、補修部品の在庫計画を立案したり、修理拠点での部品在庫を最適化したりできるようになるという。
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