吉野家ホールディングスは丼物のご飯の盛り付けを機械化し、店舗作業の効率化を進めていくと2012年11月6日、日本経済新聞が報じた。吉野家はご飯を自動で盛り付ける機械をすでに2012年7月から導入、2013年2月までに全店舗の8割以上に拡大する予定だ。 吉野家はBSE問題をきっかけに牛丼以外にメニューが多様化したため、正確にすばやく盛り付けるのが難しくなっていた。機械を使用した場合、どんぶり1杯あたりの盛り付け時間は2.4秒。1店舗で1日あたり計20分近くの時間短縮になる試算だという。 また従来は、新入社員やアルバイトがご飯を規定量で規定時間内に盛り付けれるようになるまで1年以上かかっていたが、機械の導入によって従業員の指導時の負担軽減も期待されている。