「何してるー」。阪急電車の車内で、座っている女性に下半身を露出してこすりつけていた男(41)をカトリック教会司教の松浦悟郎さん(60)=大阪市中央区=が一喝し、取り押さえた。先月12日の昼下がりだった。男は停車した茨木市駅で茨木署員に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。アイコンタクトでSOSを訴えた女性。女性の表情に異常を感じ、行動を起こした松浦さん。男の卑劣な行為から逮捕までの詳細を松浦さんから聞いた。(山崎成葉) 事件は午後2時過ぎ、梅田発河原町行き特急電車の6両目車内で起きた。 30歳前後の女性が2人掛け座席の通路側に座っていた。男は女性の左斜め後方に立っていた。平日の昼間で乗客は少なく、立っていたのは淡路駅から乗った松浦さんと男だけだった。 松浦さんがぼんやりと車内全体を見渡していると、女性が困ったような、嫌うような顔で男の方を見た。その女性の表情に「もしかして男が変なことをしてい
JR山田線の鉄路復旧について釜石市の野田武則市長は12日の記者会見で、「JR東日本が早く鉄路での復旧方針を示すことが求められている。(震災発生から)2年目の前に示してほしかった」と述べ、JR側の決断を促した。 太田昭宏・国土交通相が、国費による街づくり事業分の負担を検討する姿勢をみせたことを受け、野田市長が見解を示した。 会見で野田市長は、鉄路での復旧が実現した場合、市も観光を絡めた利用促進に取り組むとの考えを明らかにした。沿線住民の利用には限界があり、観光客を呼び込むことで利用の上積みを図る構えで、「三陸の自然景観だけでなく、震災記念館など防災の取り組みによる交流人口増が要になる。官民で今まで以上にやりたい」と述べた。 豊富なコンテンツをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の
【笹井継夫】JR西日本は大阪市中心部を走る大阪環状線を大幅にてこ入れする方針を固めた。新型車両の投入や主要な駅の改装、高架下の利用などで、2013年度から5年間に取り組み、今後は「大阪の顔」として積極的に盛り上げていく。 13日に発表するJR西の中期経営計画に盛り込む。大阪環状線は、神戸線や京都線に比べて私鉄との競合が少なく、これまで投資が抑えられてきた。 環状線は1961年に開業。大阪駅や天王寺駅など大阪市内の19駅を環状に結ぶ21・7キロを運行する。旧国鉄時代の69年に導入された103系電車が今も走っており、新型車両に改めていく。駅舎の老朽化も進んでいるため改装を進める。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
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