つくばエクスプレス(TX)の茨城県土浦市への延伸を目指す「TX土浦延伸を実現する会」は11日、第2回実行委員会を同市城北町のホテルで開き、PRのキャラバン隊を組織して2万人以上の署名を集める活動方針を決めた。 会合には、市や土浦商工会議所などの関係者ら約150人が出席した。安藤真理子市長は冒頭のあいさつで「この1年が正念場。地元の熱い思いが決定打になる。オール土浦で取り組んでいきたい」と訴えた。 同会は「JR常磐線の土浦市内の駅への延伸こそが、距離が近く費用対効果も高い」とアピールする。キャラバン隊を繰り出し、共通のジャンパーを着て市内各所で宣伝活動を行う。「TXを土浦へ」と記した署名用のチラシ2千枚とのぼりを作成。各団体に配り、署名集めを6月20日まで展開する。