小型無人飛行機(ドローン)の最新技術や活用例を披露する国内初の専門展「国際ドローン展」が20日、千葉市の幕張メッセで始まった。ドローンが自ら抜け道を探す実演や、配送や測量、警備などの新たなサービスに関心が集まった一方、規制やルールの明確化を求める声も目立った。 展示会には、日米中などの約50社が出展した。最も注目を集めたのは、千葉大発のベンチャー企業「自律制御システム研究所」(千葉市)による障害物を避けて飛ぶドローンの実演だ。 6枚のプロペラが「ブーン」という音を立てると、直径110センチのドローンがふわっと浮かび上がった。前方の扉が閉ざされても、レーザーで周囲の環境を認識し、抜け道を察知。出発点に無事着地すると、大きな拍手が湧き上がった。 「災害で倒壊したビル内を自ら… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になる