熊本県営業部長のくまモンはフランスに出張中。1日には南仏の古都・エクサンプロヴァンスを訪ねた。近代絵画の父・セザンヌを生んだ街であちこちの名所に顔を出し、初夏の鮮やかな風景の中、多くの笑顔に迎えられた。 エクサンプロヴァンスの名前はラテン語の「水」に由来し、シンボルは大通りにある大噴水。大学や高等教育機関がキャンパスを置く学術の街としても知られ、7月上旬はオペラやコンサートが数多く上演される音楽祭が開かれている。 くまモンはセザンヌのアトリエやゆかりの場所を訪問。絵筆やイーゼルと共に、静物画の題材となったしゃれこうべが残っているのを見つけ、思わずびっくり。セザンヌが生涯にわたって描き続けたふるさとの山、サント・ヴィクトワール山を望む丘の上にも足を運んだ。 街の中心街では、カフェや露店のマルシェを楽しむ市民らの輪に入り、市の観光関係者らと交流。さらに熊本市の能楽師狩野琇鵬(しゅうほう)さんが