Parallel Eyesの1つである「視点交錯おにごっこ」は、4人が同時にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着して遊ぶ“未来の鬼ごっこ”。HMDには全員分の視界が4分割で表示され、「自分の背中を他者の視点から見る」「自分の視点が他人にも見られている」といった奇妙な感覚を味わいながら鬼ごっこを楽しめる。 鬼ごっこは、パーティションで迷路のように仕切られたミニブース内で行う。他人と視界を共有している状況に混乱してしまう人がいる一方、うまく順応して能力を使いこなす人もいるという。来場者がプレイしている様子を見せてもらうと、確かにすぐ歩き回れる人もいれば、立ち止まって確認を繰り返す人もいた。 さらに、HMDに表示される分割画面の位置をシャッフルしてみると、プレイヤーは自分の視界がどこに表示されているのか確認しようと、手を目の前に差し出したりいろいろ試行錯誤する様子が見て取れる。だが、4人全
![「自分の視界が他人に見られている」――奇妙な「視点交錯おにごっこ」で見えるものは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7ee0a82f3056bd58f725e17603265f1cc118cb7c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1609%2F15%2Fl_ky_oni-01.jpg)