東京都八王子市の黒須隆一市長は24日の定例記者会見で、市長選(来年1月22日投票)について、「絶対に出ない。満足感を持って三十数年間の政治活動を終わりにする」と述べ、今期限りの引退を表明した。 黒須市長はこれまで「熟慮中」などと態度を明確にしなかったが、この日は一転、不出馬を明言。「市の基本構想・基本計画を公募市民と共に策定し、まちづくりに取り組んだ。90%目標を成し遂げたと思っている」と3期12年を振り返った。 黒須市長は、市議、都議を経て、2000年に市長に初当選。職員数削減や、外郭団体の整理統合など行財政改革に取り組み、約3185億円あった市債を、10年度までに約830億円削減するなど手腕を振るった。 03年には、構造改革特区第1号となる「不登校児童・生徒のための体験型学校特区」の認定を受け、小中一貫校「八王子市立高尾山学園」を開校。JR八王子駅南口周辺の整備も進め、昨年から今年にか
「漁師に教わった」という炭火であぶった笹かまぼこをお客さんに手渡す立川寛之さん(右)=19日、東京都八王子市で 東日本大震災で被災した宮城県女川町の水産業の復興を手助けしようと、東京都八王子市の市民有志が、市内に女川の海産物を販売するアンテナショップを開設する構想を温めている。海はないが市民六十万人の購買力がある八王子で産地直送の水産品を提供し、ウィン・ウィン(共存共栄)の関係を築こうと、五年後のショップ開設を目指す。 (加藤益丈) まずは市場調査を兼ね、十九、二十の両日に開かれた「八王子いちょう祭り」で、女川町の水産加工品を販売した。 「炭火であぶって食べるとうま味が倍増しますよ」。祭りの出店で、湯気を上げる笹(ささ)かまぼこをお客に差し出したのは、八王子市職員の立川寛之さん(41)。漁師に教わった食べ方という。訪れた同市打越町の主婦篠原和美さん(62)は「いつも冷たいまま食べていた。も
コミックスやグッズなどを扱う漫画専門店「まんが王」(八王子市東町)は11月25日、独自の電子書籍販売サイト「デジタルまんが王」を始めた。 八王子市内に実店舗を構えるほか、通販部門である「まんが王倶楽部」も展開する同社。今年5月には4コマ漫画雑誌「まんがホーム」(芳文社)で連載されているカワハラ恋さんの4コマ漫画「東京!」とコラボしたオリジナルどら焼き「『八王子』たまちゃんどら焼き」の販売も始めた。 今回、自社で電子書籍サイトを立ち上げた経緯について、「ブック型のデバイスやスマートフォンの台頭が大きい」と同店の日吉さん。「紙の本がなくなる事は絶対にないとは思うが、利便性を兼ねて電子書籍と紙の本の併用が当たり前の時代になるのでは」とも。 アイドック(品川区)が展開する電子出版プラットフォーム「bookend(ブックエンド)」を採用。購入した書籍はパソコンやAndroid(アンドロイド)端末で読
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