東京都八王子市の民家で起きた殺人事件の被害者、桜井晴香さんは昨年7月ごろ、アルバイト先の飲食店に客として訪れた中田義雄容疑者と交際を始めたが、その交際相手に命を奪われた。「活発で明るい頑張り屋さんだったのに…」。親族や知人の間には怒りと悲しみが広がった。 中学時代にソフトボール部に所属していた桜井さん。自宅でも父や兄とキャッチボールに励んでいた。同級生だった男子高校生(17)は「学校ではいつも友人に囲まれ、周りを引っ張るリーダータイプだった」と振り返る。 高校2年生になり、進路の相談を受けていたという祖父(74)は「大学か専門学校かで悩んでいた。かわいい孫のために、また相談に乗りたいと思っていた矢先だった。交際している男がいることは知らなかった」と肩を落とす。 中田容疑者は数年前に父親と妻、息子の4人で八王子市内の自宅に引っ越してきたが、2年ほど前に妻と息子が出ていった。父親は持病を抱えて
東京都八王子市選挙管理委員会は、都議選(14日告示、23日投開票)の開票事務の一部を、東京工科大学の学生ボランティアの手で行うと発表した。若者の投票率低下が懸念されるなかで、学生が開票を体験することで選挙をより身近に感じてもらい、将来の投票行動へつなげるのが目的だ。 開票作業するのは、同市内にキャンパスがあるメディア学部の1年生約200人。都選挙管理委員会によると、学生ボランティアの選挙事務への従事は都内で例がないという。 学生は午後7時半~10時、同市台町の市民体育館の開票所で、明るい選挙推進委員の自治会役員ら十数人と開票を行う。 主な作業は、市内83カ所の投票所から運ばれてくる投票箱を受け取り、開票台まで運搬する。また、投票箱から投票用紙を取り出し、読み取り分類機にかける事前準備のため、投票用紙の上下と表裏をそろえる。無効票の判定などは、従来通り区職員が行う。 同市選挙管理委員会による
天皇、皇后両陛下は31日午前、東京都八王子市の武蔵陵墓地を訪れ、昭和天皇の武蔵野陵(むさしののみささぎ)と香淳皇后の武蔵野東陵(むさしののひがしのみささぎ)を3年ぶりに参拝された。両陛下は毎年参拝されていたが、平成23年は東日本大震災があり、24年は陛下が心臓手術を受けられたことなどから、見送られていた。
マンションの部屋に侵入し、女性に手錠をかけて乱暴するなどしたとして、警視庁捜査1課は29日、強姦容疑などで、東京都八王子市打越町、会社員、福永浩義容疑者(30)を逮捕した。捜査1課によると、黙秘している。 八王子市周辺では昨年10月~今年5月、女性がニット帽やマスクで顔を隠した男に手錠や粘着テープで縛られ、乱暴される事件が5件ほど発生しており、捜査1課は福永容疑者が関与した疑いがあるとみて調べる。 逮捕容疑は2月上旬、都内のマンションで、無施錠の20代の女性の部屋に侵入し、「静かにすれば何もしない」などと言い、女性に手錠をかけて乱暴するなどしたとしている。 捜査1課によると、2人に面識はなかった。現場近くの防犯カメラに福永容疑者の乗用車が映っていたことなどから関与が浮上。現場の遺留物が福永容疑者のDNA型と一致したという。
昭和36年3月に農薬入りのぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で死刑が確定し、再審開始を求めている奥西勝死刑囚(87)の鈴木泉弁護団長らが9日、名古屋市で記者会見し、死刑囚が収容先の八王子医療刑務所(東京)で今月2日に一時危篤となっていたと明らかにした。現在は人工呼吸器などを装着し、小康状態という。 鈴木弁護団長によると、死刑囚は4月30日に、水分や栄養を摂取するため首に装着していた管を抜き取り、手に持っているのを職員が発見。急きょ足の付け根に管を入れる措置が取られたが、今月2日夜に危篤状態となった。その後、自発呼吸が若干できる程度まで回復。9日午後に気管を切開し、酸素を送り込む管を喉に取り付ける手術を受けた。 名古屋高裁は昨年5月、死刑囚の7度目の再審請求を退け、決定を不服とした弁護団が最高裁に特別抗告中。
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