読むこと書くこと考えることについての本 2008-09-18-1 [BookReview] 古典的名作、というか、「読んどけよー」的な本ですね。 今まで読んだことなかったけど。 ■ショウペンハウエル / 読書について 他二篇 「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」 一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエル(1788‐1860)が放つ読書をめぐる鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代の我われにとって驚くほど新鮮である。 「思索」「著作と文体」「読書について」の三篇が含まれています。 ここで語られていることは、いちいち刺激的で、漫然とした情報収集(という名のネットサーフィン)で一日を終わらせるのはやめにして、しっかりと思索に励もうと思わされます。 以下、感想をそえた引用