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ブックマーク / fukushimak.iza.ne.jp (5)

  • 雑談②いつまでたっても慣れない総理番のお仕事:イザ!

    ■麻生政権の成立にともない、私の番記者生活がスタートしたが、正直いうと、4カ月たったいまもまだ、番記者の仕事になれない。耳慣れない用語や習慣なんかも多い。「経読み」「壁耳」って何?オフレコといっているのに書いていいの?官房長官らの「慎重に考慮します」「前向きに検討します」という発言はどういう意味? ■ちなみに「経読み」とは法案の趣旨説明。お経を聞いているのと同様、眠くなるから。「壁耳」というのは、クローズドの委員会などのとき、会議室のドアの隙間に耳をあてて、中の話を聞くこと、もしくはその内容。それって盗聴やん。それを記事にかいていいんですかぁ?→いいんだそうです。でも、それなら委員会室に盗聴器しかけたり、その外で集音機(探偵さんとかがつかっているやつ)で、声をとって記事書いてもいいってことにならないのか?これはダメだそうだ。では補聴器は?ガラスコップを扉に当てるのはいいのか?疑問はつのる。

  • 総理番のお仕事④常識と言論の自由のはざまで考えたこと:イザ!

    ■初のアフリカ系米国人米大統領、オバマ氏が大統領選で圧勝した。やはりブッシュ共和党政権の政治にダメだしをする意味でも、次が民主党政権になるのは当然の流れなんだろう。共和党がダメなら民主党でやってみよう。こういう判断のわかり安さが、米国流民主主義のいいところかもしれない。 ■ちなみに、民主党は親中国と思われがちだが、中国政府サイドからみれば、共和党の対中政策の方が分かりやすく戦略が立てやすいという人が多い。共和党は鄧小平氏と同じく、原則が事実求是とシンプルで、中国とも現実的に利害関係で動く。でも民主党は人権と民主とか理念を大事にするので、これが中国にとってはやりにくい、そうだ。来年はチベット民族蜂起50周年で、天安門事件20周年。人権とか民族弾圧とか宗教弾圧とかのキーワードには敏感な年で、そこらへんの価値観の違いが邪魔になって、民主党になって米中が急接近、というような単純な構図にはいかないか

  • チベット騒乱:燃え上がる愛国心の火は、次ぎはどこに引火する?:イザ!

    ■まだこのテーマでひっぱるのか、と思われるかもしれないが、またまたチベットネタです。中国では、このチベット問題が、愛国運動に転じている。こういう雰囲気、2005年の反日デモ以来かな。いや、それ以上に強烈かも?コメント欄に紹介されていたが、「五輪支持、チベット独立反対」を表明する「紅心china」運動、つまりMSNユーザーがハンドルネームのあとに♡chinaをつけるキャンペーンに参加者数は18日現在、600万人をこえているそうだ。19日にはパリ、ロンドン、ベルリンで万人単位の華人によるデモが呼びかけられている。 ■ただし、これはネット上の印象。実際に街行く北京庶民がみなチベット問題に関心があるかと、捕まえて聴くと、結構何も知らない人も多いのでギャップはある。ケンタッキーやカルフールが閑古鳥ないている、という様子も今のところない。ただ、ジャッキー・チェン氏やチャン・ツィイーさんら、華人スター

  • 北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ) - 胡錦濤主席にノーベル平和賞を!(マジ):北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)

    産経新聞中国総局記者。平成13年に香港支局(すでに閉局)勤務、14年から北京駐在。北京の銀座と呼ばれる王府井近くに一人暮らし。趣味は美読書旅行、観劇。目下、中国の人口、女性、貧困、環境、ネット、言論問題などが取材上の関心事。好きな言葉。「逃げない、はればれと立ち向かう」(岡太郎)

  • 反日愛国青年の憂鬱:イザ!

    ■小泉首相の靖国神社参拝をうけて、北京では午前8時のCCTV1(中国中央テレビ、一番視聴率が高い)ニュースでは早速、東京特派員の電話ルポを交えてかなり詳しい報道があったり。それより以前に中国外務省は抗議声明を出した。みんな、心の準備はできていたようだ。 ■これに続き、午前10時に、お約束どおり、北京の日大使館前で愛国的民族主義の青年ら30人前後が抗議活動。わずか15分のシュプレヒコールのあと、公安に追われるように解散させられていた。 ■メンバーが日メディアに何か発言しようとすると、私服警官が「算了、算了(ハイハイ、もうおしまい)」といって発言させない。きっちり準備し、検閲された原稿を読む公式報道はいいが、市民が自由に語ろうとすると、権力で妨害する。愛国青年たちの語る内容がいかに荒唐無稽だろうが、聞き苦しい暴言であろうが、私には、言葉を権力で封じるこの行為の方がむっときた。この人たち

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