<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月21日 (月)時論公論 「ゆれる五輪 チベット問題」 (キャスター)続いては、時論公論です。 中国では、先月チベット自治区の中心都市ラサで暴動が発生。これをきっかけに、北京オリンピックの聖火リレーが、各地で抗議を受けるなど、国際社会で、中国のチベット統治のあり方に、批判的な声が強まっています。 チベット問題の焦点について加藤解説委員がお伝えします。 (加藤) こんばんは。ことし8月に開催される北京オリンピックの聖火リレーは、当初から、抗議行動が相次ぎ、各地でコースの変更や短縮を余儀なくされています。 今週末、長野で行われる聖火リレーも、善光寺の辞退で、スタート地点が、近くの空き地に変更されるなど、その波紋が、日本にも広がっています。 本来、世界をめぐって、オリンピックムード盛り上げるはずの聖火リレーが、一転して、オリン