50年前に事務処理用に開発されたCOBOLは、いまでも多くの企業で使われ続けている。基盤部分が近代化してもCOBOLは生き残るかもしれない(編集部) 今回からいよいよCOBOLの文法などの詳細に進みます。第1回「Java/.NET開発者のための『ここが変だよ、COBOL』」で述べたとおり、COBOLはその機能の大部分を言語の構文によってサポートしているため、言語の文法を学習するには比較的多くの時間を必要とします。そこでこの連載では基本的な構文要素を学習するにとどめることにします。 なお、現在のCOBOLはオブジェクト指向要素も追加され、多様な記述が可能になっています。しかし、現存するCOBOLソースの大多数は単一のプログラムを定義するような古典的なものです。そこで、本記事でも話題をこの範囲に限定します。 また、読み易さのために意図してリファレンス的な記述を避けていますので、さまざまな例外的
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