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COBOLの検索結果1 - 40 件 / 63件

COBOLに関するエントリは63件あります。 ITシステムprogramming などが関連タグです。 人気エントリには 『富士通の撤退する「メインフレーム」ってそもそも何?』などがあります。
  • 富士通の撤退する「メインフレーム」ってそもそも何?

    はじめに 富士通がついに2030年にメインフレーム市場から撤退し、66年の歴史に幕を閉じるという話が出てきました。 富士通といえば国産大型コンピュータの先駆けであり、IBM互換機を作って巨人IBMに食らいついたベンダーでもあります。そんなわけで中々に歴史の転換点を感じる話題ではあるのですが 「ところでメインフレームって何? 」 という方も多いでしょう。という分けで名前は聞いたことがるけど実態が良く知らない「メインフレーム」 に関して少しだけ解説をする動画を作りました。 この記事は動画では話しきれなかった事も含めて、もう少し深堀した解説をしていきたいと思います。ちょっと長くなりましたが、前半が歴史の話で後半がアーキテクチャの話になるので好きな所にジャンプして読んでみてください。 メインフレーム? 汎用機? ホスト? メインフレームは他にも汎用機とかホスト機と呼ばれることもありますよね。Wik

      富士通の撤退する「メインフレーム」ってそもそも何?
    • 女性初の米海軍将官で『COBOL』を開発したエンジニア、グレース・ホッパーのお言葉

      Shogo Numakura 沼倉正吾 @ShogoNu "If it's a good idea…go ahead and do it. It is much easier to apologize than it is to get permission.(良い考えだと思うならさっさとやっちまいな。許可を貰うより後で謝る方が簡単なんだよ) プログラム言語『COBOL』を開発した米国海軍准将グレース•ホッパー、通称Amazing Hopperの言葉。 pic.twitter.com/e63PVPE5HL 2020-03-06 23:03:52

        女性初の米海軍将官で『COBOL』を開発したエンジニア、グレース・ホッパーのお言葉
      • みずほ銀行の新システムがIBM×COBOLで昭和っぽさあるとおもったら逆で、みずほだけが「脱・昭和」できてたのか - in between days

        日経 xTECH(クロステック)で「35万人月、みずほ銀行システム統合の謎」というシリーズ記事が公開されている。 tech.nikkeibp.co.jp 出典は「日経コンピュータ」誌の2019年9月5日号で、32ページにわたる特集を全19本の記事で構成している。 みずほシステム統合の謎、参加ベンダー「約1000社」の衝撃 | 日経 xTECH(クロステック) 有料会員向けの記事ということもあるんだろうけれど、上記のような一部記事だけが微妙なかんじでバズっていて、その記事を読むと、まあこういう感想になる。 みずほシステム統合の謎、参加ベンダー「約1000社」の衝撃 | 日経 xTECH(クロステック) 今年って昭和何年だっけ? “基盤とアプリ開発のベンダーが異なることで特有の難しさも生じた。富士通はIBMの基盤上で動作するCOBOLプログラムを開発しなければならなかった”2019/09/10

          みずほ銀行の新システムがIBM×COBOLで昭和っぽさあるとおもったら逆で、みずほだけが「脱・昭和」できてたのか - in between days
        • 「そろそろ本当に何も通用しなくなったって感じ」50~60代のシステムエンジニアやプログラマーを沢山面接していて感じる『IT最初の世代の終末医療』

          こゆるぎ岬 @o_thiassos さいきん訳あって50~60代のシステムエンジニアやプログラマーを沢山面接しているんだけど、IT最初の世代の終末医療という感じで、非常にキビしい。技術者は技術だけでは引退まで生きては行けない。つまり「そういう人」たちが今、職を失い、職にありつけない。あと5年10年を生き残れない。キツい。 2019-12-04 19:50:41 こゆるぎ岬 @o_thiassos 高齢ITエンジニア浪人の経歴書を見ていると、約10年前くらいに大手メーカーやその下請をリストラされて、そこで使っていた限定的なスキルが通用するのがITしかなく、なんとか短~中期的な案件を渡り歩いて凌いでこれたけど、そろそろ本当に何も通用しなくなったって感じがある。 2019-12-04 22:34:46 こゆるぎ岬 @o_thiassos 「使えないオッサン」に、事実として、社会は容赦がない。また

            「そろそろ本当に何も通用しなくなったって感じ」50~60代のシステムエンジニアやプログラマーを沢山面接していて感じる『IT最初の世代の終末医療』
          • 「住所は英数字もすべて全角で入力してください」はなぜそうなったのか - Qiita

            Webサービスのフォームに住所を入力するとき、丁目や番地などを入れる欄について、数字やハイフンを全角で書かなければいけない「全角縛り」をやっているフォームをよく見ます。半角文字を入力してしまってエラーになったり、咄嗟に変換方法を思い出せなかったり、全角と半角の見分けが付きづらかったり、「全角縛り」であることが明示されていなかったり、「ハイフン」としてどの文字を使うべきかわからなかったり……と、鬱陶しさを感じることが多くあります。 「住所は全角のみ」(数字やハイフンも絶対に半角を受け付けない)という仕様がどういう経緯で生まれて、どう広まっていったのかが気になってる。いま存在しているのは過去の仕様や慣習の踏襲として理解できても、そもそもなぜそれらが生まれたのかが理解できない。 https://t.co/ZLz0Pw9GOK — ymrl (@ymrl) July 29, 2024 これについて

              「住所は英数字もすべて全角で入力してください」はなぜそうなったのか - Qiita
            • 銀行の基幹系システムはなぜ古臭いのか?|つっちーさん

              タイトル詐欺である。今回も反省せずに続きといきたい。 前回も示したが、ざっくりとした銀行の基幹系システムは「勘定系」「情報系」「チャネル系」の三つの構成になっているという図が上である。ざっくりとしたものなので、実際にはもっと複雑(特にメガバンクでは)だし、これがあるのにアレがない、とかいったものはある。細かいところを気にしすぎると禿げるぞ。 今回は、銀行の基幹系がなぜ古臭いのかという話をしたい。古臭いと言ってもいろいろあって、特にエンジニア界隈からは「メインフレームを使ってる」とか「COBOLみたいなカビの生えた古代言語を使ってる」とか、とにかくイケてないシステムの代表例のように言われることが多い。対して、預金者の側からはネットとの親和性だとかサービス面の不満からくるイケてないという話が多いと思うのだが、これはどちらかというとシステムの話ではなくて、サービス設計とかその背景になるビジネスモ

                銀行の基幹系システムはなぜ古臭いのか?|つっちーさん
              • Javaなら「この書き方がベスト」と信じて書ける - きしだなおきに聞く、Javaのこれまでとこれから|ハイクラス転職・求人情報サイト AMBI(アンビ)

                ハイクラス求人TOPIT記事一覧Javaなら「この書き方がベスト」と信じて書ける - きしだなおきに聞く、Javaのこれまでとこれから Javaなら「この書き方がベスト」と信じて書ける - きしだなおきに聞く、Javaのこれまでとこれから Javaは1995年に誕生し、数多くのコミュニティや企業の影響を色濃く受けてきました。では、黎明期から現代に至るまで、Javaはどのように進化し、生態系を変化させてきたのでしょうか。Javaのスペシャリストとして知られる、きしだなおきさんに聞きました。 1995年に誕生した、オブジェクト指向プログラミング言語・Java。この言語の歴史は、数多くのコミュニティや企業の影響を色濃く受けてきました。 例えば、OracleによるSun Microsystemsの買収後、Javaのリリースサイクルは大きく変化しました。また日本においては、JavaカンファレンスやS

                  Javaなら「この書き方がベスト」と信じて書ける - きしだなおきに聞く、Javaのこれまでとこれから|ハイクラス転職・求人情報サイト AMBI(アンビ)
                • 23年前に開発終了したにもかかわらずいまだ「定番」と呼ばれるアプリがあるらしい/みんなはどれが好き?【やじうまの杜】

                    23年前に開発終了したにもかかわらずいまだ「定番」と呼ばれるアプリがあるらしい/みんなはどれが好き?【やじうまの杜】
                  • 世界は60年前の言語で動いている。米コロナ失業申請クラッシュでCOBOL使いの古兵が大忙し

                    世界は60年前の言語で動いている。米コロナ失業申請がクラッシュ、COBOLの古兵が大忙し2020.04.17 22:0039,477 Joanna Nelius - Gizmodo US [原文] ( satomi ) コロナでギークが一番驚いたのがこのニュース。 失業給付金の申請者が史上最悪の1680万人に達して全米で業務システムがクラッシュ! 化石のプログラミング言語COBOLを操る古参プログラマーが現場の最前線に駆り出され、「こんなこともあるんだな…」、「コロナって計り知れないな…」とIT業界を驚嘆させています。 絶滅すると言われ続けて60年COBOLは1959年、インターネットが生まれる遥か以前のメインフレーム時代に生まれたコンピュータ言語です。大学で教わるようなものではなく、使いこなせるのは現場で覚えた生き残りの人たちだけ。完全自動処理ではなく、手動で実行する処理も多く、早くから

                      世界は60年前の言語で動いている。米コロナ失業申請クラッシュでCOBOL使いの古兵が大忙し
                    • これから「みずほ銀行」に起こる、ヤバすぎる現実…システムの「爆弾」を誰も処理できない(週刊現代) @moneygendai

                      今年8月に発生したみずほ銀行のシステムトラブル。実は19年前にもこれに似たケースが起こっていたことを【前編】『「みずほ銀行」のシステム障害はなぜ防げなかったのか…エンジニアを見下す「悪しき体質」』で報じた。多発する「システム障害」の爆弾を抱えた同行は今後どうなっていくのか…? 隠れていた「古の言語」 全体像の見えない「バベルの塔」と化したみずほのシステム。その成り立ちとは、どのようなものなのか。 過去に2度、みずほは大きなシステム障害を起こしている。1度目は前編でも触れた、'02年の3行統合に伴う混乱だ。 統合時、みずほは旧3行が使っていた複数の異なるシステムを生き残らせたまま、「ゲートウェイ・システム」と呼ばれる中継プログラムでそれらを繋ぎ合わせるという方針を打ち出した。 だが、この建て付けそのものに難があった。当時の事情を知るみずほ行員が言う。 「勧銀は富士通製のメインフレーム(大型コ

                        これから「みずほ銀行」に起こる、ヤバすぎる現実…システムの「爆弾」を誰も処理できない(週刊現代) @moneygendai
                      • COBOLのコードは未だに我々の金を握っており、バリバリ現役である - YAMDAS現更新履歴

                        www.wealthsimple.com この文章は、1969年にトロントの高校を出たばかりの、特に人生の目標もなかったトーマスの話から始まる。彼の父親は大工だったが、あいにく彼は不器用ときた。そこで母親が彼に新奇なものを勧めた。「コンピュータプログラミング……とかどう?」 トーマスはカナダの大きな銀行に入行し、1978年にプログラマーとしてのキャリアをスタートした。彼は常にパズルを解いているようでプログラミングが好きだった。彼はコードを書いては「パンチカード・オペレータ」に渡した。日に二度カードを銀行の巨大な「メインフレーム」コンピュータに食わせるが、そのコードが正しく動いているか分かるには数時間かかった。ヘマをやらかしたら、トーマスはエラー文を凝視して、COBOL のコードを書き直してやりなおしだ。 数年のうちにトーマスは COBOL が得意になり、かけがえのない何千行ものコードを書い

                          COBOLのコードは未だに我々の金を握っており、バリバリ現役である - YAMDAS現更新履歴
                        • 新型コロナウイルスの影響で「半世紀以上前のプログラミング言語の使い手」が急募される事態に

                          アメリカ・ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事が、2020年4月4日の記者会見で「プログラミング言語COBOLのスキルを備えたボランティアが必要です」と訴えました。その背景には、新型コロナウイルスの影響で失業保険の請求が急増しているため、COBOLで記述された古いシステムの改修や維持管理を行える人材が必要になったという事情があります。 COBOL-coding volunteers sought as creaking mainframes slow New Jersey's coronavirus response • The Register https://www.theregister.co.uk/2020/04/05/new_jersey_seeks_cobol_volunteers/ COVID-19 Response: New Jersey Urgently Needs

                            新型コロナウイルスの影響で「半世紀以上前のプログラミング言語の使い手」が急募される事態に
                          • じゃあ何すか、COBOL以外では4.8 - 4.7 - 0.1できないってことっすか / ScalaとSpireで安心安全な計算ライフを実現しよう - Lambdaカクテル

                            先日こういうツイートが流れてきた。 Q:なぜ金融系では未だにCOBOLが使われるんですか? A:お手元にExcelがありましたら任意のセルに「=4.8-4.7-0.1」って入れてみてください。— 遊撃部長F/S&RWAs (@fstora) 2024年6月6日 Q:なぜ金融系では未だにCOBOLが使われるんですか? A:お手元にExcelがありましたら任意のセルに「=4.8-4.7-0.1」って入れてみてください。 普段我々がゴリゴリ馬車馬のように使っているソフトウェアでよく利用されている浮動小数点型、すなわちfloatやdoubleなどは特定の算術に弱いことが知られている。というかもうこの手の話題はあまりに拡散されてしまったので、なぜかネット民はみんな知っている基礎教養、三毛別羆事件とかデーモンコアみたいな感じになっている。 ちなみにこれはCOBOLかそうではないか、という軸が問題になっ

                              じゃあ何すか、COBOL以外では4.8 - 4.7 - 0.1できないってことっすか / ScalaとSpireで安心安全な計算ライフを実現しよう - Lambdaカクテル
                            • COBOLをJavaで「リライト」の愚、SI企業の良識はどこに?

                              SI企業の強み・弱みを分析し、SIビジネスの先行きについてまとめた書籍『SI企業の進む道 業界歴40年のSEが現役世代に託すバトン』。同書から抜粋し、「誰も指摘しなかったSI企業の課題」を連載で指摘する。今回は、SIerがユーザー企業の要望に応えられない根源的な理由を探る。(技術プロダクツユニットクロスメディア編集部) 既存ITシステムの問題をユーザー企業以上に理解しているのはSIerである。ところが、その問題をユーザー企業に説明し、対策をとろうとはしない。ではなぜ、SIerのIT技術者たちは口を閉ざしているのだろうか。 その答えはこうだ。問題を説明した後に「では、どうすればいい?」と問われても答えられないからである。つまり、既存ITシステムの変革をどのように行えばいいのか分からないのだ。 情報処理推進機構(IPA)が平成29年に出したレポート「システム再構築を成功に導くユーザガイド」には

                                COBOLをJavaで「リライト」の愚、SI企業の良識はどこに?
                              • PayPayカード、メインフレームの基幹システムをAWSに移行--業界で前例なき規模

                                PayPayカードは4月21日、メインフレームで運用していた基幹システムのインフラをAmazon Web Services(AWS)に移行して4月に本格稼働を開始したと同日開催の「AWS Summit Tokyo」で発表した。国内クレジットカード業界では前例のない規模といい、専務執行役員 最高技術責任者(CTO)の信太宏之氏がその舞台裏を語ってくれた。 同社は、1963年設立の国内信販を源流として楽天KC、KCカードと変遷し、現在はPayPayの完全子会社として「PayPayカード」ブランドのクレジットカード事業などを手掛ける。2022年3月に1000万会員を突破し、5500万の決済ユーザーを抱えるPayPayとの連携推進など事業拡大を図り、会員数の倍増を目指している。 2015年にソフトバンクグループとなってからビジネスが大きく変わり、「『ネット屋の金融を目指す』というトップのビジョンの

                                  PayPayカード、メインフレームの基幹システムをAWSに移行--業界で前例なき規模
                                • ユーザー企業のOracle技術者が足りない、高まる技術的負債のリスク

                                  20年以上前に構築した古い基幹系システムを使い続けるユーザー企業が5社に1社の割合で存在するとされるなか、「枯れた技術」の維持管理に危機が迫っている。枯れた技術としてはCOBOLが有名だが、今回取り上げるのは別の技術だ。 リレーショナルデータベース(RDB)である。とりわけ最大シェアを誇る米オラクル(Oracle)の「Oracle Database(Oracle DB)」を扱える技術者が足りないとささやかれ始めている。 クラウドシフトとAI人気が原因? 「今まで1度も取引のないユーザー企業からOracle DBに障害が発生したといきなり連絡を受け、復旧作業を頼まれるケースが増えている」。こう証言するのはDBの導入や運用保守を専門とする、日本エクセムの後藤大介CEO(最高経営責任者)だ。 こうした依頼が増えた理由について、後藤CEOは「ユーザー企業が自社システムのクラウド移行を進めた結果、社

                                    ユーザー企業のOracle技術者が足りない、高まる技術的負債のリスク
                                  • 富士通製メインフレームが残り700台の衝撃、保守期限までの撤廃に求められる策

                                    「まだ700台も残っているのか」――。富士通と米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)の会見を聞いた筆者の感想だ。両社は2024年3月18日、グローバルパートナーシップの拡大と顧客システムのモダナイゼーション支援を発表した。その中で、富士通の島津めぐみ執行役員副社長COO (サービスデリバリー担当)(現職)が同社のメインフレーム残存数に触れたのだ。 島津副社長によれば、現在約700台のメインフレームと約9400台のUNIXサーバーが稼働しているという。富士通は2030年度末にメインフレームの製造・販売から撤退し、5年後の2035年度末で保守を終える。UNIXサーバーは2029年度下期に製造・販売を終了し、2034年度中に保守を終える予定だ。 脱メインフレームは間に合わない 果たして2035年度末までに700台あるメインフレームをすべて撤廃できるだろうか

                                      富士通製メインフレームが残り700台の衝撃、保守期限までの撤廃に求められる策
                                    • DXって何じゃらほい?或いは2025年の崖っ淵に向かって熊とワルツを踊る刹那について|楠 正憲(デジタル庁統括官)

                                      何週間か前のこと、急にエンプラっぽくないAIベンチャーの社長さんからメッセで飲みに誘われ、秋葉原の焼き鳥屋さんでDXとやらについて聞かれて、とりあえずこのレポート読んどけと返しつつも考えちゃった訳です。Direct Xとか、よくテレビに出てるマツコの方じゃなくて「2025年の崖って実際どうなんだ?」とか何とかオッサンたちから相談される話あるじゃないですか。あれって何なんですかね?オンプレをクラウドにリフトしたらDXなのか。華麗にk8sやらコンテナ使いこなしてCIパイプライン組み立ててテスト自動化したらDXなのか、だいたいDigital Transformationなのに、どうしてDXなのか。SAP R/3とCOBOL PL/Iを捨てて、どこぞのSaaS入れてSparkぶん回してPythonとか書いたらDXなのか。おいおい、そんな話だっけ?って心配になっちゃう訳です。 内製内製って簡単に言う

                                        DXって何じゃらほい?或いは2025年の崖っ淵に向かって熊とワルツを踊る刹那について|楠 正憲(デジタル庁統括官)
                                      • 銀行のシステムはどのような仕組みか、プログラマーがIBMメインフレームのCOBOLプログラマーだった母親にインタビューした結果を公開

                                        自身もプログラマーというトム・ジョーデルさんが、大手銀行でIBMメインフレームのCOBOLプログラマーとして働いているという自身の母親に銀行のシステムについてインタビューしました。 Interviewing my mother, a mainframe COBOL programmer https://ezali.substack.com/p/interviewing-my-mother-a-mainframe ジョーデルさんの母親は1991年にノルデア銀行で社内研修を始めました。研修の間にさまざまなテストが行われ、そのうちの心理テストやマルチタスクテストにおいてジョーデルさんの母親はひどいスコアを取ってしまったとのこと。一方、IQテストなどその他のテストでは非常に良いスコアを獲得し、研修後にはIBMメインフレームのCOBOLプログラマーのポジションを割り当てられました。 技術的な観点から

                                          銀行のシステムはどのような仕組みか、プログラマーがIBMメインフレームのCOBOLプログラマーだった母親にインタビューした結果を公開
                                        • 三井住友銀行の新システム「わずか500億円」の理由 三井住友銀行DXの全貌(下) - 日本経済新聞

                                          「これまでの取り組みの総和だ」。三井住友フィナンシャルグループ(FG)の最高情報責任者(CIO)を務める三井住友銀行の増田正治取締役専務執行役員は次期勘定系システムをこう表現する。プログラム資産を検証したうえで、ここ10年あまりに打ってきたIT(情報技術)面の布石を生かしているのが特徴だ。同システム構築の投資額は500億円。年間に1000億円規模をIT関連に投じるとされるメガバンクにあっては決

                                            三井住友銀行の新システム「わずか500億円」の理由 三井住友銀行DXの全貌(下) - 日本経済新聞
                                          • 「IBM COBOL for Linux on x86」発表。x86サーバ上のRHELやUbuntu Serverでz/OS互換のCOBOLコンパイルや実行を可能に

                                            米IBMはx86サーバ上のLinux環境でCOBOL言語のコンパイルや実行を実現する「IBM COBOL for Linux on x86 1.1」を発表しました。 IBM COBOL for Linux on x86 1.1は、「IBM COBOLコンパイラファミリー」の最新製品として、IBM Enterprise COBOL for z/OSおよびIBM COBOL for AIXとの互換性を備えています。 また、Enterprise COBOL for z/OSと同じ最適化技術がIBM COBOL for Linux on x86 1.1に用いられ、コンパイラの基本的なバックエンドも共有されているため、高速な処理が実現できるとのこと。 TXSeriesのマルチプラットフォームに対応。Db2 for Linux/UNIX/Windowsに対応。Db2ファイルシステムはシーケンシャル、イ

                                              「IBM COBOL for Linux on x86」発表。x86サーバ上のRHELやUbuntu Serverでz/OS互換のCOBOLコンパイルや実行を可能に
                                            • 何度でもよみがえるCOBOL需要、なぜこんなに根強いのか

                                              「COBOLは滅びぬ。何度でもよみがえるさ」。ご存じ「天空の城ラピュタ」のセリフのもじりだ。手あかがついた表現で恐縮だが、最近、COBOLについてこんな風に感じることが増えた。 長期的な視点でCOBOLが消えゆくプログラミング言語であることに異論がある人はいないだろう。よほど特殊な事情がない限り、システムの新規開発にCOBOLが採用されることはない。IT関連資格の定番である「基本情報技術者試験」でも、2019年の秋期試験を最後にCOBOLの出題が廃止された。 以前このコラムで、このときの基本情報技術者試験、すなわち「最後のCOBOL試験」を実際に受けたてんまつを紹介した。試験自体には合格したものの、COBOLの出題部分の成績は散々だった。 その試験勉強のためにCOBOLの解説書を書店で探したところ、ほとんど見つからなかった。大型書店の書籍検索機で「COBOL」がタイトルに付く書籍を検索した

                                                何度でもよみがえるCOBOL需要、なぜこんなに根強いのか
                                              • “ペタ”FLOPSの性能を実現したモンスターGPU「NVIDIA H100」

                                                  “ペタ”FLOPSの性能を実現したモンスターGPU「NVIDIA H100」
                                                • 技術者440人が「学びたくない」言語ランキング、不名誉な首位はあの言語

                                                  ITエンジニアは今後どんなプログラミング言語を学びたいと思っているのだろうか。またもう学ぶ必要はないと感じているプログラミング言語は何か。これを探るため、日経 xTECHでは「プログラミング言語実態調査」のアンケートをWebサイト上で実施した。調査では今後スキルを磨きたいプログラミング言語を複数回答で聞いた。 スキルを磨きたい言語の第1位は「Python」だった。回答者440人中321人がPythonを選んだ。実に7割を超える回答者がPythonを学びたいという状況だ。AIブームの到来で有望視するITエンジニアが多いとみられる。 第2位は「JavaScript」(221人)だ。半数以上の回答者がJavaScriptのスキルを磨きたいと答えている。同じくWeb技術である「HTML/CSS」(156人)も第3位に入った。こうしたWeb技術を用いたシステム開発が現場で増えているのだろう。 第4位

                                                    技術者440人が「学びたくない」言語ランキング、不名誉な首位はあの言語
                                                  • decimal型があるからCOBOLもう要らんやろ、という件について(あるいは十進演算の話) - Qiita

                                                    この記事はFUJITSU Advent Calendar 2021の17日目です。 みんな大好きCOBOLの強みに十進演算があります。しかし、最近の言語には十進演算のための型(.NETのdecimalやJavaのjava.math.BigDecimalやその他)があるので、COBOL要らないんじゃない?みたいな話を聞いたりするわけです。それについて、COBOL処理系に関わっている身として思うところを述べたいと思います。「まあ、decimalやBigDecimalとかでできるっちゃできるんだけど…」の「だけど…」の部分を説明してみたい。 内容はざっと以下の通り。 二進浮動小数点で金計算をすると何がまずいかのおさらい。 十進浮動小数点の説明。 decimalやBigDecimalとCOBOL十進型の違い(BCDの説明)。 で? きっかけは、今年9月にとある記事のおかげでCOBOLがtwitte

                                                      decimal型があるからCOBOLもう要らんやろ、という件について(あるいは十進演算の話) - Qiita
                                                    • 「求むCOBOLプログラマー」 半世紀前の言語が今脚光を浴びる理由

                                                      「COBOLプログラマーの皆さん、今がチャンスです」。米ニュージャージー州のマーフィー知事が記者会見でそう訴え、同州の求人に応募するようベテラン技術者に呼び掛けた。COBOLは1959年に開発されたプログラミング言語。「絶滅しかけたコンピュータ言語」(New York Times)とさえ呼ばれる。それが今、突如として脚光を浴びるようになった発端は、やはり新型コロナウイルスだった。 ITニュースサイトのOneZeroによると、ニュージャージー州はこれまで40年以上にわたり、COBOLで構築された失業保険金給付システムを使い続けてきた。そこへ新型コロナウイルスの流行が起き、自宅待機命令の影響で失業者が激増。失業保険金の受給申請が殺到し、システムがパンク状態に陥った。ところがこの問題に対応できるエンジニアはいなかった。 COBOLは今も金融機関や政府機関、自治体などのシステムで広く使われ続けてい

                                                        「求むCOBOLプログラマー」 半世紀前の言語が今脚光を浴びる理由
                                                      • 「ラスボスCOBOL」に挑んだベイシア、2万本のプログラムをいかにリライトしたか

                                                        カインズやワークマン、ベイシアなどから成るベイシアグループは、メインフレームの撤廃とCOBOL資産のマイグレーションを2022年5月に完遂した。約3年をかけたプロジェクトの全容を2回に分けて見ていく。 「基幹系システムが足かせになってはならない」 ベイシアグループはメインフレームベースのシステムを約20年前から徐々にクラウドサービスなどに移行してきた。しかし一部の商品マスターや発注・在庫管理などの機能を備えるベイシアグループ共通システムと、ベイシアの基幹系システムはメインフレームに残っていた。本記事ではこの2システムを便宜上、基幹系システムと呼ぶ。 この基幹系システムは富士通製メインフレーム上にプログラミング言語のCOBOLで開発したアプリケーションを稼働させたものだ。もともとベイシアグループはスーパーマーケットのベイシアからスタートし、ワークマンやカインズなど新会社を次々に立ち上げてきた

                                                          「ラスボスCOBOL」に挑んだベイシア、2万本のプログラムをいかにリライトしたか
                                                        • 1959年に開発されたプログラミング言語「COBOL」が抱える現代の問題にIBMはどう立ち向かっているのか?

                                                          1959年に開発されたプログラミング言語「COBOL」は、自然言語に近いコマンド構文が採用されていることから、金融や自動車、医療業界などで広く使用されています。しかし、柔軟性に欠けるCOBOLを扱える人材は減少傾向にあり、COBOLを用いたシステムは窮地に陥っています。このような状況を打開するために、IBMはCOBOLを最新のプログラミング言語に変換できるジェネレーティブAI「watsonx Code Assistant」を開発しています。 The World Depends on 60-Year-Old Code No One Knows Anymore | PCMag https://www.pcmag.com/articles/ibms-plan-to-update-cobol-with-watson 1959年に開発されたCOBOLは、「コーディングが複雑」「タイピング量が他言語と

                                                            1959年に開発されたプログラミング言語「COBOL」が抱える現代の問題にIBMはどう立ち向かっているのか?
                                                          • IBMがAIを活用してCOBOL言語をJavaに変換するツール「Watsonx Code Assistant for Z」をリリースすることを発表

                                                            1959年に開発されたプログラミング言語「COBOL」は、自然言語に近いコマンド構文が採用されていることから、金額計算などの事務処理用に広く使われてきました。一方でCOBOLは「非効率的な言語」と指摘されることがあります。2023年8月22日にIBMが発表した「Watsonx Code Assistant for Z」では、コード生成AIモデルを使用してCOBOL言語で書かれたコードをJavaに変換することが可能です。 IBM Unveils watsonx Generative AI Capabilities to Accelerate Mainframe Application Modernization https://newsroom.ibm.com/2023-08-22-IBM-Unveils-watsonx-Generative-AI-Capabilities-to-Accel

                                                              IBMがAIを活用してCOBOL言語をJavaに変換するツール「Watsonx Code Assistant for Z」をリリースすることを発表
                                                            • 世界のプログラミング言語(28) COBOLがコロナで大注目?! 60年以上前の言語が最近話題

                                                              COBOLとは1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語です。この変化の早いIT業界で半世紀(60年)以上も昔に開発されたCOBOLが今でも生き残っているのがスゴイことです。しかも、最近になりTwitterでトレンド入りもしているというのです。COBOLに何が起きているのでしょうか。また、COBOLとはどんな言語なのでしょうか。謎めいたCOBOL言語を使ってみましょう。 COBOLの人気急浮上の理由 最初に、今になって急にCOBOLが話題になった理由を種明かししておきます。2020年4月にアメリカ・ニュージャージー州の州知事が、COBOLについて言及したのです。新型コロナの流行によりアメリカではロックダウンが実施されました。それにより、アメリカで失業率が増加し、COBOLで実装されていた失業保険の給付申請のためのシステムがダウンしてしまったのです。それで、州知事がシステムを強化す

                                                                世界のプログラミング言語(28) COBOLがコロナで大注目?! 60年以上前の言語が最近話題
                                                              • au PAY、ポイント基盤を刷新 “脱COBOL”実現【訂正あり】

                                                                KDDIが、キャッシュレス決済サービス「au PAY」とポイントサービス「au Ponta ポイントプログラム」のシステム基盤を刷新し、データベースに「Oracle Database」などを導入したと、日本オラクルが3月1日に発表した。会員数の増加やキャッシュレス決済の浸透を踏まえ、可用性向上などを目指して移行したという。同時にコードをCOBOLからJavaに切り替えた。 同社は両サービスをオンプレミスで運用している。しかし会員数が増え、扱うデータ量が増えている他、新サービスの開発スピード向上が求められていることから刷新に踏み切ったという。Oracleのサービスを採用したのはJavaとの相性などが理由としている。 基盤の刷新に当たっては、データベースサービス「Oracle Database」やデータベース間の移行・同期をスムーズにする「Oracle GoldenGate」などを採用。新基盤

                                                                  au PAY、ポイント基盤を刷新 “脱COBOL”実現【訂正あり】
                                                                • 映画「ターミネーター」で描かれた2029年の未来でもCOBOLが現役なことが判明

                                                                  by TNS Sofres 1984年の映画「ターミネーター」の何気ないワンシーンから、作中で使われているシステムのコードの作成者が判明しました。また、そのコードが1959年に開発されたプログラミング言語COBOLで記述されたものだったことから、「2029年でもCOBOLが使われている」と話題になっています。 TwitterユーザーのThrill Science氏は2020年4月14日に、「Cloudflareの最高技術責任者のジョン・グラハム=カミング氏から、初代の『ターミネーター』に私が書いたコードが映っていたと連絡がありました。実際に確かめてみたら本当でした!」と述べて、そのワンシーンをキャプチャした画像とともにTwitterに投稿しました。 I received an email from John Graham-Cumming telling me my code was in

                                                                    映画「ターミネーター」で描かれた2029年の未来でもCOBOLが現役なことが判明
                                                                  • 全銀ネットが全銀システムのオープン化を表明、開発言語はCOBOLからJavaに

                                                                    全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は2023年3月16日、2027年の稼働を予定する次期全銀システムの基本方針を明らかにした。現行システムの動作プラットフォームである富士通製メインフレームの製造・販売や保守の終了が決まっていることなどを踏まえ、オープン基盤に切り替える方針だ。 関連記事: 次期全銀システムは富士通メインフレームとCOBOLから脱却へ、何が変わるのか 運営元の全銀ネットは外部関係者や加盟銀行で構成するタスクフォースやワーキンググループでの議論などを基に、このほど「次期全銀システム基本方針」を策定した。銀行間送金を担う「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」は1973年の稼働で、現在は第7次全銀システムが稼働している。 次期全銀システムは内国為替や資金清算などの主要業務を担う「ミッションクリティカルエリア」と、付加的な機能・サービスを提供するための「アジャイルエリ

                                                                      全銀ネットが全銀システムのオープン化を表明、開発言語はCOBOLからJavaに
                                                                    • IBMがCOBOLプログラマーの募集と育成に本腰、現役を退いたベテランに熱視線

                                                                      アメリカの大手IT企業IBMが、メインフレームコンピューター向けソフトウェアのオープンソース開発プロジェクトであるOpen Mainframe Projectと共同で、プログラミング言語COBOLのスキルを持つ人材の募集と育成を開始することを発表しました。 Explore IBM - IBM Systems https://newsroom.ibm.com/2020-04-09-IBM-and-Open-Mainframe-Project-Mobilize-to-Connect-States-with-COBOL-Skills IBM's Open Mainframe Project initiative to help train COBOL coders - Mashviral News https://mashviral.com/ibms-open-mainframe-project

                                                                        IBMがCOBOLプログラマーの募集と育成に本腰、現役を退いたベテランに熱視線
                                                                      • オラクル技術者が足りない 「枯れた技術」維持に危機 - 日本経済新聞

                                                                        20年以上前に構築した古い基幹系システムを使い続ける企業が5社に1社の割合で存在するとされるなか、「枯れた技術」の維持管理に危機が迫っている。枯れた技術としてはプログラミング言語「COBOL(コボル)」が有名だが、今回取り上げるのは別の技術だ。リレーショナルデータベース(RDB)である。とりわけ最大シェアを誇る米オラクルの「オラクルデータベース」を扱える技術者が足りないとささやかれ始めている。

                                                                          オラクル技術者が足りない 「枯れた技術」維持に危機 - 日本経済新聞
                                                                        • 膨張の果てに赤色巨星化し寿命を終えるCOBOL、巻き込まれないためには?

                                                                          英マイクロフォーカス(Micro Focus)が2022年2月に発表した調査結果によると、世界中の企業や組織で現在使われているCOBOLコードの総数は7750億〜8500億行で、これまで推定されていた規模の約3倍に相当するという。 同調査では、回答者の92%がCOBOLを戦略的な言語として捉え続けていることも明らかになった。また前年の調査では回答者の52%が、所属組織におけるCOBOLベースのアプリケーションが少なくとも今後10年間は残り続けると答えたという。 筆者はCOBOLプログラムが増殖する日本の現場を見てきた。 COBOLコードの行数はプログラム1本当たり平均1000行といわれるが、ある企業のシステムでは平均の10倍である1万行のプログラムが散見された。既存のプログラムを理解して修正するのは困難なため、改修のたびにGO TO文(飛越し文)による分岐を繰り返してコードを追加していた。

                                                                            膨張の果てに赤色巨星化し寿命を終えるCOBOL、巻き込まれないためには?
                                                                          • 新旧両極端の「Rust」と「COBOL」、両方学んで最強のソフト開発者に

                                                                            良いプログラマーになるための心得を説いた「達人プログラマー(原題:The Pragmatic Programmer)」という古典的名著をご存じだろうか。この書籍に書かれている心得の中に「毎年少なくとも1つのプログラミング言語を学習する」というものがある。 自分がいつも使っている言語とは性質が異なる言語を学ぶと、プログラムのロジックやその書き方、よくあるパターンの実装などについて深く考えるようになるという。また、言語を学ぶことは、単に文法や構文を覚えるだけでなく、その背景にある文化を学ぶことにつながる。これらにより、プログラマーの実力は大きく向上する。 日経クロステックではソフトウエア開発の現場に役立つコンテンツの充実を進めている。そこで、いくつかの言語に特化した連載を始めようと計画している。 現在、学習のニーズが最も高い言語は、何といっても「Python」だろう。日経クロステックが実施した

                                                                              新旧両極端の「Rust」と「COBOL」、両方学んで最強のソフト開発者に
                                                                            • 思い切ってCOBOLを捨てられるか、地獄へと続く道を断ち切れない企業の末路

                                                                              筆者はこれまで数多くのモダナイゼーション案件を見てきた。その経験からエッセンスを抜き出し、実際に起こりうる問題や現場の葛藤をストーリーに仕立てて、架空の「事件簿」として紹介する。今回紹介するのは、保険会社を支えるレガシーシステムのモダナイゼーションで起こった事件だ。 華々しい脱メインフレームの裏で起こった事件 「50年間、我が社の基幹業務を支えてきたメインフレームの火を落とす日がいよいよ来たな。切り替えテストを繰り返し行ってきたので問題ないはずだが、ドキドキするよ。今後は後任の君たちによるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に期待しているよ」 今回の舞台は大手保険会社だ。2030年、新年を迎えるモダナイゼーションプロジェクトルームに、新システムの稼働を花道に定年を迎えるシステム部長の高揚した声が響いた。 半年後、新任のシステム部長はこう言って頭を抱えていた。「新システムは稼働したが

                                                                                思い切ってCOBOLを捨てられるか、地獄へと続く道を断ち切れない企業の末路
                                                                              • 時代に逆らいCOBOLの勉強を始めてみた、理由はある「違和感」に

                                                                                世の中では、ソフトウエアの開発に多くの種類のプログラミング言語が使われている。このコラムでは前に「広く使われている言語であれば、どの言語を学んでもそれほど差はない」と説明した。 そうした数あるプログラミング言語の中で、今まさに消えつつある言語がある。COBOLだ。COBOLは1959年に事務処理用に開発され、企業のITシステムを中心に広く使われてきた。しかし最近では、COBOLに関わる仕事は保守運用が中心で、新規のシステム開発にはほぼ使われなくなってきている。 COBOLの退潮を象徴するのが、IT関連資格の定番である「基本情報技術者試験」で、2019年の秋期試験を最後にCOBOLの出題が廃止されるというニュースだ。COBOLはもはや、情報技術者が理解する必要がない言語だと見なされるようになったのだ。COBOLの代わりに採用されるのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの言語Pythonである。 COB

                                                                                  時代に逆らいCOBOLの勉強を始めてみた、理由はある「違和感」に
                                                                                • 残るは「ラスボス」級のCOBOL資産、マイグレーションは2025年に間に合うのか

                                                                                  2025年には21年以上稼働する基幹系システムが6割に達し、多くの企業でシステムの維持管理費がIT予算の9割以上を占めるようになる。長寿の基幹系システムは内部がブラックボックス化してデータ活用が進まず、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)できない結果、最大で年12兆円の損失が生じる――。 この「2025年の崖」を経済産業省が2018年9月に「DXレポート」で指摘してから2年以上がたった。だが経産省によれば2020年10月時点で日本企業の9割以上でDXが未着手だったり⼀部実施にとどまっていたりするという。 2025年の崖が迫るなか、企業は基幹系システムなどで使うCOBOL資産を維持すべきか、Javaなどの他の言語やオープン系COBOLで書き換える(マイグレーションする)べきかの岐路に立たされている。COBOL資産を維持する場合、運用コストの削減やDX向け新システムとの連携を模索しな

                                                                                    残るは「ラスボス」級のCOBOL資産、マイグレーションは2025年に間に合うのか

                                                                                  新着記事