サイバーパンクの元祖、かなりワケワカラン・・・ 「おお、これが名高いサイバーパンクか」とワクワクしながら読み始めるも、相当読みにくいクソ小説ぶりに困惑。 いったんはヤケになってゴミ箱に投げ入れましたが、ネットで調べてみると、皆さん苦労してるようなので、がんばって最後まで読んでみた。 翻訳がひどいのかしらとも思ったが、原文で読んでる人の話によると、翻訳はなかなかがんばってるらしい。 登場人物リストと用語辞典でもついてれば、だいぶ助かるんだけどな・・・ サイバーパンクというジャンルを切り開いただけあって、主人公がネット世界に入りこんでハッキングする場面は素晴らしい。 インターネットのなかった時代にネットワーク空間に意識が入りこむという発想、視覚化されたネット世界の描写は、「よくぞこれだけのイメージを作り上げた」と頭が下がります。(ハッカーを「コンピュータ・カウボーイ」なんて呼ぶのは笑っちゃうけ