事実、2014年11月には米国のメタルサイト「Metal Injection」に、BABYMETAL人気がメタル界で広がるのと同時に、人種差別的、性差別的、そして幼児性愛的侮蔑の言葉が寄せられていることを憂慮する“Can We Stop With The BABYMETAL Pedophilia Jokes?”という記事が掲載されました。 彼女らが打破したもの、「暗黙のうちの禁じ手」 BABYMETALに対する評価はメタル界でも分かれているようですが、それを踏まえたうえで、記事はBABYMETALを好むかどうかはそれぞれの問題だが、反感をこうした非難で表現することはよろしくないと主張しています。なかなか冷静な意見でしょう。 しかしなぜそこまでの拒否反応が出るのか、という疑問に対するひとつの説明として、齋藤教授の指摘にはうならせられるものがあります。欧米で正統派文化に対立するカウンターカルチ