私は鬱になっていた時期がある 正確に言うと気分障害で、他にもいろいろ併発していてある程度の期間通院していた その頃は私の人生において最もつらく厳しくて、自殺を考えても行動に移す気力がないみたいな状態が続いていた 今ではすっかり元気とまでは言わないが、なんとか立ち直っている この経験は私に多くの学びをもたらしてくれた その多くの学びの中で私に最も大きな影響を与えたのがタイトルに書いた「他人を気にするのをやめろ」だ 以前の私は寡黙で言葉を吟味し、あまり自分の気持ちを口にすることはなかった これは意見を持っていないということではなく、 たとえば職場で意にそぐわぬなにかがあったとしてもその場で発散させずに、飲み屋で仲のいい同僚と嘲笑するようなことをしていた キャリアの浅い自分の意見は正しかったとしても聞き入れられない思っていたし、プロとしてその場を円滑に進めていると思っていたし、そのような振る舞い