トップ > 社説・コラム > 社説一覧 > 記事 【社説】 B’zにグラミー Jポップが“金メダル” 2011年2月15日 日本を代表するギタリスト、B’zの松本孝弘さんが、米音楽界の祭典グラミー賞で最優秀ポップ器楽アルバム賞に輝いた。国技の土俵にまで垂れ込めたこの重苦しさをロックのビートで吹き飛ばせ。 B’zのヒット曲のタイトルを拝借すれば「BANZAI」、そして「ARIGATO」といったところだろうか。 ギターと作曲を主に手掛ける松本孝弘さんと、ボーカル、作詞の稲葉浩志さんのユニットは、一九八八年に活動を始めて以来、Jポップ界の頂点に君臨し続け、シングル、アルバムの総売り上げは約八千万枚(国内歴代一位)に上っている。 ロックの本場、米国での評価も高く、四年前にはロックミュージックへの功績をたたえる「ハリウッド・ロックウォーク」にアジアから初の殿堂入り。エルビス・プレスリーやジョン・レノ