男女平等、日本は98位に後退 世界経済フォーラム報告2008年11月17日15時5分印刷ソーシャルブックマーク 【ロンドン=土佐茂生】「世界経済フォーラム」(本部・ジュネーブ)はこのほど、世界130カ国の男女格差に関する調査報告書を発表した。平等さの国別順位では北欧諸国が上位を占め、日本は前年の91位から98位へと後退した。女性国会議員の少なさや昇進の男女格差などが減点対象となった。 順位は、政治、経済、教育、健康の4分野で男女格差を指数化し、国ごとに比べた。日本は、平均寿命で1位となるなど、健康分野(38位)で健闘したが、首相や国会議員、閣僚の数などの政治分野で107位、賃金格差や幹部への昇進など経済分野で102位と低迷した。 ノルウェー、フィンランド、スウェーデンの北欧3カ国が3年連続で上位を独占。中国は、前年73位から57位に順位を上げた。 アサヒ・コムトップへニューストップへ