東京都内の私立女子大学に通うさんリナさん(20、仮名)は、これまでに韓国旅行を15回経験しているツワモノだ。小学5年生のときに東方神起のファンになったのをきっかけに、地下アイドルからアングラHIP HOPまでさまざまな韓国アーティストを「推し」てきた。 旅行の目的は推しのライブ、推しが経営する飲食店巡りなどのオタク活動から、高校の卒業旅行まで幅広い。 もちろん服やコスメのショッピングも欠かさない。リナさんは言う。 「10代から“K-POPどっぷり勢”なので、もう服もメイクも日本のブランドを可愛いと思えなくて」 韓国ドラマ「冬のソナタ」が火付け役となった、2004年前後からのいわゆる"第1次韓流ブーム”と現在のブームの大きな違いは、若年層が中心になっている点だろう。 2018年に韓国を訪れた海外観光客は約1534万人で、前年に比べて15%増加。うち日本人は294万8257人で、前年比27.6
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