今年の夏は本当に暑かった。「それなのに、なぜ政府から電力需給逼迫(ひっぱく)注意報が1度も出なかったのか」。こんな疑問が本紙読者から「ニュースあなた発」に寄せられた。
業務用わさび最大手の金印(名古屋市)が、日本原産の香辛野菜「本わさび」に含まれる成分がヒトの育毛を促すメカニズムを初めて解明した。東京で二十四日に開幕する国際食品素材・添加物会議「アイフィア・ジャパン」で発表する。 本わさびの葉から、アンチエイジングに効果があるポリフェノールの一種である「イソサポナリン」と呼ばれる成分を抽出。ヒトの頭皮の毛根にあり、発毛に関する物質伝達をつかさどる「毛乳頭細胞」にイソサポナリンを加えて培養すると、細胞が活性化する効果が観察された。活性化の度合いは、市販の育毛剤の有効成分に使われる「ミノキシジル」を加えた場合の三倍に達した。 育毛を促すメカニズムについては、イソサポナリンの働きによって、毛乳頭細胞が外部からの刺激を受け取る「受容体(レセプター)」の感受性が高まり、細胞を活性化させることが判明。毛髪をつくるのに必要な栄養などを、毛乳頭細胞に送り届けるための毛細
大洗町で十九日、恒例の春祭り「海楽フェスタ」(主催・町商工会、同青年部)が大洗マリンタワー前広場と商店街を会場に開催される。町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」の声優によるトークショーもあり、昨年は八万人(主催者発表)が来場した。今年も同規模の人出が予想され、旅客輸送を担う鉄道二社は、事前に混雑緩和策を打ち出している。 同じくガルパンの声優が参加した昨年十一月のあんこう祭では、人口一万七千人の海辺の町に十三万人が押し寄せた。水戸駅は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で大洗を目指すファンであふれ、駅に入りきらない人の列が駅南口広場まで延びた。鉄道やバスをあきらめ、大洗まで歩く強者たちも現れたという。 臨鉄ではフェスタ当日の午前中は増結して運行し、大洗行きの臨時列車も二本走らせる。また東京・千葉方面からの利用者に向け、高速バスなどで鹿島神宮駅や新鉾田駅まで来て、上り列車に乗るルー
政府は12日、原子力規制委員会が運営主体の変更を求めている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)を廃炉にする方向で最終調整に入った。再稼働には数千億円の追加費用が必要となり、国民の理解が得られないとの判断に傾いた。核燃料サイクル政策の枠組みの見直しは必至で、関係省庁で対応を急ぐ。 所管の文部科学省は、規制委から運営主体の変更勧告を受け、原子力機構からもんじゅ関連部門を分離し、新法人を設置して存続させる案を今月に入り、内閣官房に伝えた。しかし、電力会社やプラントメーカーは協力に難色を示しており、新たな受け皿の設立は困難な情勢。
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