柏市教委は20日、市立の学校・保育園・幼稚園で空間放射線量が1時間当たり1マイクロシーベルト以下でも、周辺に比較して線量が高い場合には草刈り、土砂の撤去、水洗いなどの清掃をすることを明らかにした。市はこれまで「健康に影響を与えるレベルではない」として具体的な対策を定めておらず、方針を変更した形になる。 市教委学校教育課によると、除去した土は園児や生徒に影響が少ない敷地内に穴を掘って埋める。教員や保護者によるボランティアで作業するほか、学校予算で業者に頼む場合もあるという。 また、園児や生徒の年間被ばく量を算定するため、電子式個人積算線量計を8月以降に導入する。秋の運動会では開閉会式を簡略化して屋外にいる時間を短縮し、組体操など土に触れる種目の実施についても配慮する。 今月8日の東葛地区放射線量対策協議会で出された専門家の見解に従い、新たな対策を決めた。同課の担当者は「今までも対策が必要ない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く