表のように、クラウドのIaaS(Infrastructure as a Service)の場合、何でも管理者任せにすることができない代わりに、自分が利用するリソースは自分の都合で構築できます。独自ネットワークの作成から仮想マシン配置用のディスクの選択、システム全体の構築の自動化(仮想マシンだけでなくネットワークの作成から仮想マシンの配置、コンフィグレーションまでを自動化するテンプレートの利用)など、誰かに依存することなくスピーディーに必要なリソースを手に入れることができます。 筆者は、これこそクラウドのサービスであり、サービスとしてのインフラ(IaaS)なのだと思っています。そして、Azure Stackは従来通りの仮想化基盤ではなくIaaSの機能を提供します。たまにAzure StackのIaaSを見て「仮想マシンを作るだけなら既に社内にあるから同じ」と言う方がいますが、SDN(Soft
![【連載】プライベートクラウド検討者のための Azure Stack入門 [29] Azure Stack IaaSと社内の仮想化基盤との違い](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/734a299b64e37dbe9731cf7b41e9dc85909646f5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Fitsearch%2Fassets_c%2F2018%2F02%2FAzure29_002-thumb-600xauto-17306.jpg)