前編に続き、シャープの考えるスマートテレビについて、AQUOSの開発陣に詳しい話を聞いていきたい。前回は、DLNAの仕組みを使って動作する”手裏剣”操作が、なぜ「AQUOS PHONE」限定なのだろう? という疑問を最後に提起している。このことについて、簡単におさらいをしておきたい。 取材に応じてくれたシャープのAQUOS開発陣。左からAVシステム事業本部・液晶デジタルシステム第1事業部の宗俊昭広副事業部長、DLNAを中心とするホームネットワーク関連を担当したプラットフォーム開発センター・山下靖典氏、AQUOS L5シリーズのソフトウェア開発を担当したプラットフォーム開発センター・井上隆匡氏、そして各種ネットサービスの実装に深くかかわった次世代商品開発センターの吉川耕平氏 特別なハードウェアは使用していない ”手裏剣”操作とは、AQUOS PHONEの中にある動画、写真、音楽を、AQUOS