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ブックマーク / usurabaka.exblog.jp (3)

  • 地獄保育園③ | 清野のブログ

    後の自由時間は、園児達にとって束の間の心安らぐ時間である。 俺は中庭に出て、仲間達と共に砂遊びに興じていた。 しかし、そんな心安らぐ掛け替えの無い時間も、 鈴木副園長の叫び声によって、一瞬にして恐怖の時間へと変化した。 「今から雷太君を焼却炉に燃やしに行きます!!!」 同じく中庭で遊んでいた雷太君が、鈴木副園長に捕まってしまった。 雷太君とは、ホールで俺より先に土下座をさせられていた、あの雷太君である。 恐らく、何かイタズラをして、それが副園長にバレてしまった為か、 もしくは以前の様に冤罪か、はてまた生理からくるイライラの八つ当たりか・・・。 生理は終わってるから無いか。 詳しい事情は知らないが、兎にも角にも雷太君は副園長の餌になってしまったのだ。 「助けてー!!!僕を燃やさないでー!!!」 雷太君の断末魔の叫び声が、園内にこだまする。 他の仲間達も、 「副園長先生、雷太君を燃やさな

    地獄保育園③ | 清野のブログ
    eborat
    eborat 2008/02/05
    なんかもう、いろいろ素敵過ぎる。
  • 清野のブログ

    ・・・その前に、前回触れた老婆の件。 絶交されてしまった俺は、便箋4枚にも渡る手書きの謝罪文を、 老婆の店の前にそっと置いてきた。 今までの人生で培った国語力と発想力の全て、 そして愛情をも詰め込んだ、濃密な謝罪文を。 それから数日後、老婆から電話がかかってきた。 ・・・怒っていなかった。 「手紙を読んで涙が出たの・・この前は酷いこと言ってしまってごめんなさい。 あなたやっぱり良い人だったのね。」 絶交一転、仲直り成功。 自分でもうっとりするくらいの出来の謝罪文だったし、 この仲直りは必然といえよう。 おっと、もちろん気で反省もしてますぜ! ・・・で、元・赤い老人、現・緑の老人の件。 ひょんな事から、緑の老人宅にお邪魔することになった俺。 駅からそう遠くない、とあるマンションの一室に案内される。

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    eborat
    eborat 2008/01/10
    素晴らしい、天才としか言いようがない。
  • F野先生 | 清野のブログ

    高校の時、俺はインターアクトクラブという、訳の分からない部活に所属していた。 いや、正確には所属させられていた。 当は帰宅部に入って、一刻も早く家に帰りたかったのだが、 担任の増田先生から「なんでもいいから、部活には必ず入れ!」とか言われ、 半ば強制的にねじ込まれたのがこのインターアクトクラブである。 活動内容は、ボランティア活動を通じて、地域の人々や他校の生徒との交流を計り、 社会性を養う・・・みたいな感じだったが、実際にやらされたのは学校の掃除だけである。 ふざけるな、である。 で、この部活の顧問が、F野先生である。 F野先生は、鬼の様に厳しい先生だった。 ちょっと部活に遅刻しただけでも俺の頭をグウで殴り、大声でののしるのだ。 「時間にルーズな奴は社会に出たら通用しないぞ!」 だの 「人に言われずして行動する!それこそがボランティアの基理念だろう!?」 だの 「今は疎ましく思う俺の

    F野先生 | 清野のブログ
    eborat
    eborat 2007/12/14
    ああ、こういうやついるよな。業が深いなあ。
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